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2006年06月28日

ONE&ONLYとUS

アンオフィシャルの10周年記念誌「ONE&ONLY」
現在好評配布中である。6/24にはほっと12でも50冊以上の受け渡しを行った。

頭から順番に読まなければならないものではないので、私も適当に読みたい項目からピックアップして読んでいる。自分もアンケートに参加しているのだが、なんて回答したか忘れていていたので、自分の回答を見つけるのに苦労した。ちなみに「たじ」のハンドル名は使ってない。

読めばわかるが、これを制作するにあたっての苦労が滲み出ている。労作である。元選手のコメントをこれだけもらえるというのもUSの力なのだろうと思うし、なによりアンケート部分は圧倒的に読みづらいのが特徴だ。アンケートの回答を延々と羅列しているのだが、改行していないので、とにかく読みづらい。批判しているのではない。これこそがこの本の特徴なのだ。これだけのアンケート内容を改行を入れながら読みやすくしようと思ったら莫大なページ数になる。それよりも、内容を凝縮して、ページ数を減らし、コストを下げて、一人でも多くの人に手にとってほしい、読んでほしい、そういう願いが各ページから滲み出ている。

アンケートの回答数は390。これがこの本のベースとなっているのだが、読んでみると本当に感じ方、意見はさまざまである。まるっきりベクトルが逆向きの意見もたくさんある。そもそもUS記念誌のアンケートに積極的に参加しようという390の回答というのは、いわゆる「コアサポ」に属すると思われる。ドームならば一万数千の来場者がある中での390なのだから。
それでいてこれだけ人々の意見が様々だということは、このアンケートに参加していないサポーター、さらにはサポーター以外の市民のコンサドーレに対する考え、意見というのがどれだけ多岐にわたるのだろうか。ベクトルが一方向に向いてしまうというのも恐ろしいことではあるが、このバラバラなベクトルの中にあってもコンサドーレはこれからも着実に歩を進めていかねばならない。次の10年に向けて。

US。ウルトラス・サッポロ。
言うまでもなく、コンサドーレのゴール裏応援の中心的グループ。
私はスタジアム内での彼らと直接の関わりはないが、今回の記念誌制作にあたってはアンケート配布、回収、記念誌の配布に関してお手伝いをさせていただいている。その際、主にメールで何度かのやり取りをしているのだが、この記念誌の制作にあたっても、もう少しHFCとの協力関係は作れないものか、という疑問をぶつけてみた。しかし、やはり任意のサポーターグループという存在にはやはり限界があるらしく、現状が精一杯らしい。この辺は実に微妙な問題であるが、今後の課題として考えていくべきテーマではないかと感じている。

USの応援スタイル、方向性、活動について、もちろん意見も様々で、応援の中心的存在であるゆえに批判も当然ある。私も個々の活動、行動については是々非々なスタンスではあるが、内容は別として、「熱意ある若者の行動、エネルギー」は純粋に応援したい。いつの時代も、新しい何かを作っていくのは若者である。若者が元気のない社会は衰退していくのみである。今回の記念誌制作に関して、彼らの熱意は十分に感じた。
40になったからといって、急にオッサン視点の意見を言う自分というのもどうかと思うが・・・・・

その熱意が詰まっている記念誌「ONE&ONLY」。現在も予約受付中。予約時に指定すれば7/8ほっと12での受け渡しも可能です。尚、ほっと12では7/8以降も若干部の取り扱いをする予定です。

posted by たじ |12:04 | コンサドーレ | コメント(3) |

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この記事に対するコメント一覧
Re:ONE&ONLYとUS

私のミスで2度(ベルディ戦、サテライト仙台戦)も受け取りに失敗してしまいました。
最初から、たじさんの所にすれば良かったとちょっと後悔しています。
でも直接、「お疲れ様」と言いたかったので、なんとか次のサテライト大宮戦にはゲットしたいと思います。

posted by まじっく | 2006-06-28 20:01

Re:ONE&ONLYとUS

この記念誌は、読みごたえありです。
私は、一通り読んで、歴史を振り返っていたところです。
一度読んで終わりではないのですよ。
気が付くと、また手にとって読み返している自分がいるのです。
24日にたじさんの所で受け取ってから、毎日一回は開いてますね。
このような記念誌ができることは、本当にすばらしいですね。

posted by ヨロシー| 2006-06-29 09:04

Re:ONE&ONLYとUS

>まじっくさん
あら、まだ受け取ってないのですね。
お楽しみはこれからということで。

>ヨロシーさん
何度でも読み返したくなる、そういう本だと私も思います。

posted by たじ| 2006-06-29 11:30

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