2005年11月27日
東京タワー オカンとボクと、時々、オトン
泣きました。
感動した!泣いた!という話をたくさん聞いたうえで読んだので、
正直、もしかしたら期待しすぎて泣けないんじゃないかと思ってました。
でも…号泣しました。
もうボロボロ涙が流れて。
本を涙でウネウネにしてしまうところでした。
前に友人と「親に何かを教えていて、
そんな自分の話を素直に聞いている親を見て、
妙に親が小さく感じて、なんだか寂しかった」と話したことがあって。
この本を読みながら、そのとき感じた寂しさを思い出してしまいました。
本の中に
「どれだけ親孝行をしてあげたとしても、いずれ、きっと後悔するでしょう。
あぁ、あれも、これも、してあげればよかったと。」
という一文があるのですが、
どれだけ親孝行しても後悔するのであれば、
照れずにしてあげなきゃと思いましたね。
後悔したくないですから。
でも親孝行って何をすればいいんだろう。
実際は何をすればいいか、ちっとも分からないけれど、
とにかく親は大切にしなきゃなぁって思いましたね。
この本はただ悲しいだけじゃない、
心温まる1冊だと思います。
理想の親子関係がこの本の中にはあると思います。
特別じゃないどこにでもいる親子なのに、
あんなにストレートにお互いの愛情をぶつけ合っている。
そんな親子関係がうらやましいです。
ぜひたくさんの人に読んでもらいたいです。
posted by みかんちゃん |22:00 | 好きなもの(サッカー以外) | コメント(4) |