2006年07月15日
スピッツを聞きながら
「しまふく寮通信」でスピッツの「夢追い虫」の歌詞が書かれていたので 柏戦の翌日、あらためてiPodで通勤中に聴いていたら、 ちょっと涙が出そうになって朝から慌てた。 ユメで見たあの場所に立つ日まで 僕らは少しずつ進む あくまでも ユメで見たあの場所に立つ日まで 削れて減りながら進む あくまでも あくまでも J1というステージを知らない若い子たちが 今のコンサを支えているんだなぁと思った。 試合に出られる、出られないにかかわらずね。 少しずつ、でもあくまでも前に進んでる。 柏戦を見ていてすごくそれが感じられた。 エスパルスに初めて勝った時を思い出した。 厚別で、柏に、10人になりながらも勝てたという事実。 ちょっと泣いた。嬉しかった。 その気持ちとか、頑張ってる若い選手の顔とか浮かんできて 歌詞とからんで、バスの中だってこと忘れて泣きそうになった。 歳をとると涙腺が緩むね(笑) で、そんなんで今もスピッツを聴きながらこのブログを書いたりしているのだけれど さっきまでヒデの引退特番をこの前もやったじゃん、とか思いながら、それでも見ていた。 週刊誌で「引退の真実」とか、ヒデバッシングみたいなのも目にしていたし 実際のところ、メディアで語られるものが全てではないのだろうけれど それでもヒデの姿勢は、私はやっぱり素敵だなぁ、と感じた。 100%の気持ちでなければピッチに立ってはいけない、と言っているような気がした。 勝つために戦う、というその覚悟がないのなら、ピッチに立ってはいけない、と。 自分のすべきことをきちんと理解して、自分の持っている力を100%出せるために練習するのだ、と。 練習の時からそれが出来ないのなら試合で出来るわけがない、と。 直接そんな表現はしていなかったけれど、そんなふうに言っているように私は感じた。 そして、たぶんヒデは自分でそうしてきたんだろうなぁ、って。 だからこそ、できるのに頑張らない人を見て歯がゆかったんだろうなぁ、って。 あと4年、彼のいない日本代表はどんなふうに成長するんだろう? って、日本代表よりコンサだよ。 ウチのチームも今は階段の何段目にいる? 「ユメに見たあの場所」にいつになったら連れて行ってもらえる? 早く一緒に帰ろう、あの場所に。 長いトンネルをくぐり抜けた時 見慣れない色に包まれていった 実はまだ始まったとこだった スピッツ「春の歌」