2008年01月09日

one piece

ホーム開幕戦がマリノスに決まったと聞いた。
そういえばドームのこけら落としの試合もマリだったな。
ナイターだったのに始発の地下鉄で行って並んでた。
あー、J1なんだ。
ドキドキする。

J2を振り返る番組などでは必ずと言って良いくらいドームでのゴール裏の人文字が画面に広がる。
We areには「規模が違う」と一蹴される。
2000年7月29日の厚別のあのゴール裏の「12」は、レッズサポだって感動してたくせに。
あの時、ホーム側A自由席であの「12」を見て鳥肌が立った私は、そのすぐ後からゴール裏に定位置を移した。

スタジアム、殊にゴール裏の情景は選手を奮い立たせたり、時には相手を威圧したりする。
規模でいったら他の赤いチームには到底かなわないかもしれない。
だけど、数で威圧なんてしなくても、あの時の「12」みたいな情景が映し出せたら、それは信頼と言う名のビジュアルとして選手には伝わるんじゃないのかな。
昨年の京都戦や最終戦の人文字もそう。
あの時はスタジアム全体が大きなジグソーパズルになってた。
J2に降格してから少しずつ崩れたり、ほころんでいったものがまたようやくひとつになった瞬間だった。
これで成績が振るわなかったら、また手のひらを返したようにスタジアムから人が消えていくのかもしれない。
それでも私はこの大きなジグソーパズルの1ピースであり続けたい。
小さなかけらでも、それが集まったらとてつもない感動が生まれることを知っているから。
こんな小さなかけらでも、それが集まったら奇跡だって起こせることを二度も知ってしまったから。

もうすぐ新しいシーズンの幕開けだ。
今年もスタジアムで風になろう。

posted by LUNA |22:05 | 呟き | コメント(0) |

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