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2007年07月19日

人はみな望む答えだけを聞けるまで訊ね続けてしまうものだから【オシム監督vsジャーナリスツ】

前回の記事で書いた手前、少々いわせていただきます。

J's GOALでアジアカップのインタビューを一通り読み直しました。
カタール戦前日のオシム監督(日本代表)コメント
日本 vs UAE試合前日のオシム監督、中澤佑二選手(日本代表)会見コメント
日本 vs ベトナム試合前日のオシム監督、遠藤保仁選手(日本代表)会見コメント

試合前日に記者会見をする意味はあるのか?オシム監督の意見は明白です。
試合前に対戦相手やその対策について詳しく語るような人間はただのアホだ。ということ。
当然対戦相手も会見の内容を入手しています。だから肝心なことは言えないわけで、それでも義理で会見しているのに、くだらない質問されたらイライラするのも当然でしょう。
ベトナム戦前の会見では、記者たちは「1位通過して同じ場所で決勝トーナメントを迎えたい」というコメントを期待して執拗に食い下がっていました。
移動がなければ楽なのは当然のことで、わかりきったことを質問してどうする。
気象条件に関する質問も毎回あって、暑ければそれだけ消耗するのもこれまた当然のこと。
マスコミの方々には「こういう記事を書きたい」という予断を持って取材しているとしか思えないんですよね。

日本 vs カタール試合終了後のオシム監督(日本代表)コメント
日本 vs UAE試合後のオシム監督(日本代表)コメント
日本 vs ベトナム】試合後のオシム監督(日本代表)コメント
「アジアのチーム相手には勝って当然」とする日本人の驕りをオシム監督は感じ取っていると思います。だから事あるごとにアジアカップを優勝することの難しさを語っているのでしょう。思い上がり、自惚れやすいのも日本人の性格だと心に留めておく必要があります。

posted by luchun |23:13 | わたし時々おもうの | コメント(0) | トラックバック(0)

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