2006年03月22日

【日本ハム】リー安定、5回1失点

リー安定、5回1失点 日本ハム2-2横浜(21日)
 日本ハムは、犠打を多用する手堅い攻撃で再三の好機をつくったが、決定打を欠き、2点止まり。オープン戦最終戦を白星で飾れなかった。
 先発リーは5回を4安打1失点に抑える安定した投球で、まずまずの仕上がり。2番手の須永は4回を2安打に抑えたが、四球から1失点して課題を残した。日本ハムのオープン戦最終成績は8勝6敗2分け。

出ない「あと一本」 本拠地・札幌ドームで行われたオープン戦6試合で、1試合の平均得点は2点に満たなかった。投手陣の調子が上向いたのとは対照的に、打線は湿りっぱなしだった。
 大味な野球からの転換が、今季のヒルマン監督のテーマ。キャンプ、オープン戦を通してバントや盗塁、エンドランを試みる回数が格段に増えた。だが、得点機をつくっても、「あと1本」が出ない。
 この日は一回に1番森本が二塁打で出塁し、坪井が確実に送ったが、後続の2人が凡退。四回こそ3連打や犠飛で2点を奪ったが、その後は八回まで毎回、得点圏に走者を進めながら追加点を挙げられなかった。
 打線は水ものとはいえ、開幕直前にあらわになった得点力不足。だが、ヒルマン監督は「気にはなるが、改善できる。この状態が続くとも思えない」とどっしり構える。結果が伴わなくても、「スモールベースボール」が選手に浸透したと実感しているからだ。白井ヘッドコーチも「昨年と違った攻撃パターンを相手に見せられた」と利点を挙げる。
 指揮官は、前日の試合前に選手会長の金子と攻撃面の課題を話し合った。金子は「チームの攻め方を再確認できた。やることをやっていれば、流れは勝手に来る。“あと1本”は出るよ」。
 開幕直前には、WBCで世界一に輝いた主砲・小笠原がチームに戻る。課題を残しつつも、新たな「ヒルマン野球」で25日の開幕戦に臨む。(道新:門馬羊次より)


posted by dome123 |17:50 | 日ハム | コメント(0) | トラックバック(0)

スポンサーリンク

トラックバックURL
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.consadole.net/dome123/tb_ping/245
コメントする