コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2017年08月07日

CVSの歴史 10、CVSの仕事。

 CVSの仕事は、スタジアムの中でのお客様に関係する事全般です。
 具体的には、来賓や関係者、報道関係の受付や来賓接待、車椅子のお客様の受付・案内、入場ゲートでの配布物の手伝い、クラブコンサドーレブースの手伝い、インナーゲートでの半券チェック、立入規制、場内案内や座席案内、席詰めや誘導、イベントの手伝い、迷子や怪我人の対応、こぼれたビールやジュースの掃除、ゴミ箱の管理、試合終了後の場内清掃などなど、厚別競技場では名板担当という仕事もあります。
 これらの仕事を皆で分担して担当するのですが、以前は予め担当する仕事を分野毎に分け、CVSとして登録する際に希望分野を尋ねていました。


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 小さくて見えにくいですが、初年度の CVSのワークスケジュールです。
 担務する日に、担当する仕事の内容が記号で表示されています。U は来賓受付・接待、F はファンクラブコーナー、K は会場案内・ゲート管理で、試合終了後は 全員で清掃をして終了となります。

 その後 AからDの4班体制になりました。
 2003年のマニュアルでは4班に分かれているので、それ以前に変更されているのは確かなのですが、正確な時期は未確認です。僕は2000年からCVSをしていて、最初から4班体制だったような気がするのですが、定かではありません。正確な時期をご存知の方がいらっしゃったら教えてください。
 A班は 入場管理班 (入場ゲートでの配布物配りなど)、B班は 場内管理班 (インナーゲートでの半券チェックや立入規制、場内案内など)、C班は 案内接待班 (来賓や関係者受付、接待など)、D班は 交流促進班 (ファンクラブ対応など)ですね。A班のCVSは 試合が始まるとB班に合流し、試合終了後の清掃は全員で行うなど、フレキシブルに活動していました。

 2005年から AとBの2班体制へ変更されました。
 新A班は 旧A班+旧B班で、新B班は 旧C班+旧D班です。担務する人数が揃わず、班を越えての配置が常態化してきた事もあっての体制変更でしたが、担当する仕事の内容に大きな変更はありません。 
 2007年からは、新規登録者は全員、A班からスタートする事となりました。

 しかし、更に人手不足となり、旧A班や旧C班の仕事に人を配置するだけの余裕が無くなり、イベントなどの手伝いもできなくなってしまった為、遂に 2011年から班分けは廃止となりました。

 現在は インナーゲートでの半券チェックと座席案内、規制、誘導・席詰め、クラブコンサドーレブース担当、入場ゲートでの配布物対応などを担当しており、札幌ドームでフルに配置すると 121名+α になります。しかし、2017シーズンからゴール裏でも半券チェックをするようになった為に人手不足に拍車が掛かり、予想入場者数が少ない試合では 利用の少ないインナーゲートを閉鎖し、クラコンブースや入場ゲートの配布物はアルバイトに任せるなどして なんとかやり繰りしているという状況になってしまいました。
 先日の浦和戦でも 場内案内や席詰め要員は人数不足で、ご不便やご迷惑をおかけしてしまいました。すみません。
 
 CVSに勢いのあった頃には、登録人数を 500人以上に増やし、入場ゲートのチケットもぎりや 手荷物検査などアルバイトに任せているものも含めて、スタジアム内の仕事は全てCVSで担当できるようにしたいね と夢を語っていた事もあったのですが、今では遥か遠い夢となってしまいました。残念です。


posted by 青空 |20:20 | CVSの歴史 | コメント(0) | トラックバック(0)

2017年08月04日

CVSの歴史 9、歴代担当者が語るのは、人集めの苦労。

 今回はちょっと長文です。

 前々回のエントリー(6)でも書きましたが、歴代のCVS事務局担当者からお話を伺う中で、皆さんが口を揃えておっしゃっていたのが 「人集めの難しさ」 です。
 いかに登録者を増やすか、いかに試合毎に必要な人数を揃えるか、いかに翌年も続けてもらうか、皆さん頭を悩ませていたようです。

 登録者数を増やすには 次年度も継続してくれる人を増やすと共に 新規の登録者を増やす事しかない訳ですが、継続率に関しては平均して7~8割に止まっており、毎年 2~3割の方は CVSから離れて行っている事になります。

 継続率が伸びない理由に関しては いろいろ言われますが、人それぞれ様々な事情があるでしょうし、理由も一つではないでしょうし、定かな事は判りません。
 ただ、よく耳にする理由には次のようなものがあります。
 ① 進学や就職、転勤等、仕事の事情。
 ② 出産や介護など、家庭の事情。
 ③ 健康上の理由。
 ④ 高齢化による体力的な問題。
 ⑤ 特に今年は開場が1時間早まり、拘束時間が長くなったのはきつい。
 ⑥ 選手との触れ合いを期待して入ったものの、実際には交流会くらいしか接点はない。
 ⑦ タダで試合が観られると思ったけれど、実際は休憩時間にちょっと見るくらい。
 ⑧ 支給されるのは小さな弁当と水だけで、日当はもちろん、交通費も出ない。
 ⑨ 記念品も年々ショボくなっていく。
 ⑩ 思ったほど楽しくなかった。
 ⑪ 他にやりたい事ができた。
   等々。

 

posted by 青空 |21:21 | CVSの歴史 | コメント(7) | トラックバック(0)

2017年08月04日

CVSの歴史 8、歴代のCVS担当者。

【歴代のCVS事務局担当者】

 年度   担当者           CVS関連の出来事
1996年                 コンサドーレ誕生
1997年                 12月のサポ集でボランティア導入の提案
1998年  T橋さん&E名さん    CVSのスタート
1999年  S藤さん        
2000年  S藤さん        
2001年  F田さん          札幌ドーム 開業 
2002年  F田さん          FIFA W杯 日韓大会 開催
2003年  F田さん/A海さん   
2004年  A海さん          高校生も登録可能に(親の承諾要)
2005年  M浦さん         
2006年  M浦さん/F井さん    A~Dの4班から A・B 2班体制へ変更
2007年  F井さん/M浦さん   
2008年  M浦さん/O村さん   
2009年  O村さん        
2010年  O村さん        
2011年  Hさん            A・Bという班分け廃止
2012年  Hさん         
2013年  Hさん         
2014年  Hさん/F田さん    
2015年  F田さん        
2016年  F田さん        
2017年  Y田さん        
       (&は2人体制、/は年度途中での交代)

 今年からCVS事務局を担当してくれているY田さんは 10人目の担当者になりす。
 元担当の9名に関して、現在は 出向元に戻られた方、他部署でバリバリ勤務中の方、既に退職された方など様々ですが、懐かしい名前ばかりです。
 ネットという関係上、実名は書けませんし、本名が判りそうなので ニックネームも記載できないのが残念ですが、当時からいらっしゃったCVSさんは だいたい分かりますよね。
 昨年のボラんち (CVS内の壁新聞) に書いたコラムには 「CVSを束ねる者たち」 として 皆さんに関する簡単なコメントを載せましたが、今回は それもパスします。
 歴代の皆さんには いろいろと本当にお世話になりました。ありがとうございます。

posted by 青空 |19:19 | CVSの歴史 | コメント(0) | トラックバック(0)

2017年08月03日

G.Gボラノート47

お待たせしました?CVS担務日報です?
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 7月29日第29節浦和レッズ戦「全道一丸 赤黒満員大作戦」約一カ月ぶりのホームゲーム。ドームへ向かう途中「サンクス」が「ファミリーマート」へ改装中。8月9日オープン予定とのこと、この日は横浜F・マリノス戦の日です。担務予定なので帰りに腰に手を当てて、グビーとサッポロクラシックの350ml缶で勝利の祝杯を挙げれそうです!
 試合開始まで手伝っていただいた方も含めて、CVS参加人数は今シーズン最多の97人。事前告知で自由席完売、指定席も赤黒センターシート、ファミリーシートも完売とCVSとしては腕の見せ所です?
 今回の担務エリアはアウェイ側のサポーターゾーン・コーナーのリーダーです。この販売状況に加え、なんと観戦ルールが変更されサポーターゾーン・コーナーの上段が「ホーム・アウェイグッズ着用可能エリア」に変更されました。
 ここはアルバイトさんが対応するとのことでしたが、最先行開場してもアルバイトさんが現れません。最先行開場後しばらくたってからようやく3名の「席を詰めてお座りください」のプラカードを持ったアルバイトさん登場、その間にもコンササポさんが変更されたことを知らず「ホーム・アウェイグッズ着用可能エリア」に座ろうとやってきます。アルバイトさんが要領を得ないのでしばらく説明にまわりました。
 いつもの試合なら「ファミリーシート」は空席が多くほとんどトラブルがないのですが、今回は初めてのお客様がこのシートを購入したようで、「サポーターゾーン・コーナー」のインナーゲートからファミリーシートに入ろうとするお客様が多く急遽インナーゲートの通路表示を隠してしまいました。なぜなら「ファミリーシート」のチケットの印字が30通路となっているので初めてのお客様は通路番号で判断しますよね…
 そんなこんなで試合開始、そんな中のんびりやってくるお客様が席を探しています。私「席をお探しですか?」お客様「空いてる席ありますか?」私「今の時間ですと揃って観戦できる席は少ないですよー、次来るときはもっと早めに来て下さい」と毒を吐く。しょうがないので「すみません!一つ席詰めていただけますか?」と空席つくりにに汗だく。
 そんなこんなで一息つき、休憩から帰ってきて大型ビジョンを見るまで浦和が一人退場になっているのに気がつきませんでした。あの「帰れ」コールがそうだったのですね。
 今日の試合はゴミは普段の試合よりも多い。やはり一見さんとアウェイさんが多いせいかなー、終了後の清掃にいつもより時間がかかりました。
 暴れん坊浦和と警戒していましたが、大きなトラブルもなく無事ボランティア終了。勝ち試合の後のビールは格別に旨い!
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本日お仕事休みだったので久しぶりに白恋へ、目撃情報
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キーパー練習中に突然スプリングクラーから水が、キーパー慌てて非難
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身長190cm以上の選手のトレーニングウェアには「サッポロドーム」の広告が入らないのか?
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2人以外は「サッポロドーム」のロゴが背中に…
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暑さで「ドーレくん」もぐったり。


posted by G.G |19:53 | 担務日記 | コメント(1) | トラックバック(0)

2017年08月03日

CVSの歴史 7、平均年齢は 〇〇歳。

 先日のエントリー (CVSの歴史 2) に載せた新聞記事にもありましたが、初年度の募集では 年齢制限は 18歳から 60歳位までで、実際に登録した方の最年少は 18歳の専門学校生でした。

 それが CVSのメンバーが歳をとると共に、健康で元気であれば 上は何歳でもOKとなり、2004年からは 保護者の了承があれば 高校生も登録OKとなりました。

 年度別の年齢等の記録は手元に無いのですが、現時点で 今シーズンの登録者の最年少は 18 歳の高校生、最年長は なんと 81 歳、平均年齢は 55 歳だそうです。

 CVSがスタートして 20年、当初からのメンバーは皆 20歳、歳をとりました。また、近年は リタイアして時間が出来たので ボランティアをしたいという理由で CVSを始められる方も増えてきました。半面、若い方はなかなか増えませんので、今後も ますます高齢化していくのでしょう。日本全体が高齢化し、サポーターも高齢化していますので、これは止むを得ない事ですね。

 元気でさえあれば 高齢化はさほどの問題ではありません。経験が物を言う場面もあります。ただ、やはり 階段の上り下りなどはキツくなりますし、薄暗いところではチケットの小さな字が見えにくくなるので、担当する仕事が限られてくるのは否めません。
 一方で、若い方が増えないというの 大きな問題です。走って階段を上り下りしないといけない事もありますし、体力の必要な担務場所もあります。何より現場に活気が出ません。

 という事で、若い方、男女問わず 大歓迎です! たくさん来てください! 
 登録のお申し込みは こちら から。
 お待ちしています。
 もちろん シニアの方も 大歓迎です!

posted by 青空 |19:19 | CVSの歴史 | コメント(4) | トラックバック(0)

2017年08月02日

CVSの歴史 6、登録者数の推移。

 歴代のCVS事務局担当者が口を揃えるのが 人集めの難しさです。

 1998年に 97名でスタートした CVS。
 当初は順調に登録者数が増えて行きましたが、2002年に 365名を記録して以降は 頭打ちとなり、2007年からは 多少の増減があっても減少傾向が続いています。
 そして、2017年は7月末の時点で 僅か 204名に止まっています。


【登録者数の年度別推移と チームの成績】

 年度  登録者数 試合数  最終成績 
1996年   ―     -    JFL 5位/16チーム
1997年   ―     -    JFL 優勝/16チーム
1998年   97人   11     Jリーグ 14位/18チーム 
1999年  156人   15     J2 5位/10チーム  
2000年  223人   17+1    J2 優勝/11チーム  
2001年  281人   12     J1 11位/16チーム 
2002年  365人   12+1    J1 16位/16チーム  
2003年  336人   19     J2 9位/12チーム 
2004年  367人   20     J2 12位/12チーム 
2005年  352人   20     J2 6位/12チーム  
2006年  345人   22     J2 6位/13チーム  
2007年  301人   20     J2 優勝/13チーム 
2008年  300人   17+1    J1 18位/18チーム 
2009年  315人   24     J2 6位/18チーム  
2010年  292人   16     J2 13位/19チーム  
2011年  258人   17     J2 3位で昇格/20チーム 
2012年  247人   17+3    J1 18位/18チーム 
2013年  246人   21     J2 8位/22チーム 
2014年  287人   21     J2 10位/22チーム 
2015年  255人   21     J2 10位/22チーム 
2016年  246人   20     J2 優勝/22チーム 
2017年  215人   17+4    J1 11位/18チーム 
2018年  
          (リーグ戦+カップ戦)


 登録者数とチームの成績は連動するのではないかという人もいますが、こうして並べてみると 無関係のようですね。
 登録者数が増えない原因に関しては いろいろ言われますが・・・・・、


 次回に回します。

posted by 青空 |20:20 | CVSの歴史 | コメント(2) | トラックバック(0)

2017年08月01日

CVSの歴史 5、CVSの名付け親。

 コンサドーレのボランティアスタッフは CVS と呼ばれます。
 “コンビニじゃないからね” という突っ込みはお約束。 以前は “onsadole Sapporo olunteer taff” 、チーム名が 北海道コンサドーレ札幌に変更されて以降は “onsadole olunteer taff” の頭文字をとったものですが、いつ頃、誰が 名付けたのでしょうか? 
 いろいろ人に尋ねたのですが、結局 定かな事は判りませんでした。

 1年目は 単にボランティアスタッフと呼ばれていたそうです。
 当時はリーダーもおらず、マニュアルもなく、アルバイトリーダーさんの下で担務していたそうですから、アルバイトに対して ボランティア という位置付けだったのでしょう。
 2年目から リーダー制がスタートし、その中でマニュアルが作成されましたが、そのタイトルは CVSマニュアルだったそうで、どうやらその頃から 自然発生的にCVSと呼ばれるようになったようです。

 白い恋人サッカー場で芝生の手入れをお手伝いしていた 「すいか隊」 も 素敵な名前でした。
 他のサッカーチームでも、ガンバ大阪の GAMBA GRASSA、清水エスパルスの パルちゃんクラブ、松本山雅の TEAM VAMOS など、素敵な愛称を持つ組織も有りますが、一方で スポーツボランティア、サポートスタッフなど、味も素っ気もなくそのままというチームもあります。

 CVS、シンプルながら なかなか良い愛称だと思うのですが、いかがですか?


posted by 青空 |20:20 | CVSの歴史 | コメント(0) | トラックバック(0)

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