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2008年10月20日

ついに3度目のJ2降格

柏に0-2。
なんだかアッサリとJ2降格が決まってしまいましたねぇ。
なんとも潔いチームだなぁ。
いや、試合自体は悪くなかったんだけどね。
でも勝てない。
2失点目は仕方ないにしても、1点目はコーナーの折り返しの
ボールに対して反応していたのが菅沼だけだったという
今季を象徴するような失点でした。
ずっと頑張って来たのにほんの一瞬の気の緩みというか
ちょっとした事でやられてしまうんですよね…。
それがJ1の怖さなんだろうけど。

昨日もスカパー観戦でしたが、降格も3度目ともなると
慣れたもんで試合後の映像も自分でも驚くほど淡々と
観ていました。
そこには何の怒りも悲しみも無かったなぁ。
ま、かなり前から降格自体は事実上決まっていましたし。
それに…今回の昇格自体思いがけない事で満を持してって
感じじゃなかったもんね。
それは三浦監督の手腕に依るものであるのは明らかで、
感謝こそすれ今季のこの結果について責める気持ちはまったく
起きません。
逆に気の毒なシーズンだったとちょっと同情します。

相次ぐ主力の怪我人に、ダメ外人。
ロクな強化費も無くほとんどJ1経験の無い選手ばかりで
戦わなければいけない状況で、おそらく誰が監督をやっていても
厳しい結果になっていたでしょう。
特に三浦戦術の肝であるDFが最後の最後まで固定できなかったのは
大きいですよね。
ブルーノを切った判断は限られた外国人枠の割当をどうするのか
って問題で…選択肢としては仕方なかったと思う。
結果論ではあるけど、それなら箕輪クラスのDFの補強とセットで
なければいけなかったはずですが…吉弘や平岡、柴田らの実績の無い
若い選手ばかりでこれじゃちょっと無理がありましたよね。
もちろん曽田の長期離脱は想定外の大誤算であった事は間違い
ないんだけど。
箕輪選手に来季のオファーを出しているらしいですが、
絶対に残って欲しいですよね。

それとアルセウ、ノナトの失敗に関しては、事前の調査で
避ける事はできなかったんだろうか?と思います。
アルセウは能力がありながら柏がなぜ放出したのかって理由は
容易に知り得ただろうし、知っていながら獲得したとすれば
見込みが甘かったと言うしかない。
(ダヴィやカウエ、ブルーノを獲得した時には性格も重視していたのに…
ちょっと残念な判断ですよね…)
ノナトはプレースタイルが本当に三浦サッカーに合うのかって
事はちょっと考えればわかりそうな気もするんですが。
それに確かに実績はすごいのかもしれませんが、当然それは
過去の話であって劣化の具合とか確かめる術は無かったんだろうか?
それとも獲得を決めた時点ではあそこまで酷く無かったんですかね。
外国人は宝くじを買う様なものだとは言うけれど、あの使い物に
ならなさ加減は歴代外国人の中でも最低ランクだったわけで…、
今後外国人の獲得の良い失敗例として生かして欲しいです。
(アンデルソンの獲得はその教訓が生かされたかな?)

既に来季の監督候補として色々と名前が挙っていますが、
(ニッカンはなんとオシム親子!そりゃ飛ばし過ぎでわw)
三浦監督続投にしても新監督招聘にしても、まずは今シーズンの
失敗の原因をしっかりと精査して、立て直しに本当に必要なものは
何なのかを見極めた上で動いて欲しいですね。
つーか結局は金なんだけどな。
それを痛感したシーズンでもありました。


ところで試合後流れていた天才バカボンの歌はCM?
沈痛な面持ちで歩く選手のアップのバックに流れる「これでいいのだ~」は
巧妙に仕組まれた演出か。

posted by とすくえ |12:02 | Consadole | コメント(0) | トラックバック(0)