2009年11月23日
留寿都村の「赤い靴」の女の子
室蘭の使者からのレポートです。 道の駅「230ルスツ」を洞爺湖町方面に過ぎてから右手に見えてくる公園に おりました。 童謡「赤い靴」で唄われている女の子、きみちゃんです。 ぱっちりとした瞳とふっくらしたほっぺがかわいいですが、物静かな女の子です。 お母さんと一緒に当時の開拓農場にわたってきたきみちゃんですが、生活が苦 しいために養女にだされることになりました。 いわゆる定説では、異人さんに連れられていくのですが、横浜までいったもの の結核にかかっていることがわかり、海を渡ることはなく9歳で短い生涯を終え たとのこと。 彼女はいまも静かに留寿都村を見守っています。