2009年10月26日
青銅の巨神
石像シリーズのレポートです。 岩内港のフェリーターミナル付近を目指して車を運転していると、こんな感じ で見えてきました。 でかいです。今までの銅像とはスケールが違いました。 この時点では、何の像なのかわかりませんでしたが、ちょっと興奮です。 近づいてみると。 向かい風になびく衣装に浮き上がる力強い脚。 ふくろうがとまる切っ先鋭い長い槍。 太い腕っ節。 揺らぎそうもない眼差し。 など、サイズと相まってすばらしい作品です。 そして、バリバリの戦闘モードです。 碑文を読んで初めてアテナ神の像であることがわかりました。 (残念ながら、ちょっと知識不足でした。) ところで、ギリシャ神話ネタでいうとむかしあった映画『アルゴ探検隊の大冒 険』に出てきた青銅の巨人が思い出されます。 無敵の巨人でしたが、くるぶしのあたりに栓があって、それを抜かれると体液 が流れ出て死んでしまうという奴でした。 っで、女性なので失礼かと思いましたが、くるぶしのあたりを確認させていた だきました。 栓らしきものが見あたらないので、たぶんこのアテナ神は動き出すことはない でしょう。