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2008年12月10日

三浦監督へ(今頃w)

三浦監督、2年間ありがとうございました!
就任一年での昇格、優勝は、とにかく「まさか」でした。
それ以前の三年という長い時間を育成に費やしても、結局スーパーな選手の力にすがらなければ上位は覗えなかった札幌が。まさかあんなに頼りがいのない外人選手達を上手く使って、まさか札幌にとって鬼門である4バックのゾーンディフェンスで鉄壁の守りを看板にした上で、まさかのぶっちぎり首位独走とは。
終盤に下位に追い付かれたのも、ある意味「まさか」でしたが。w

そして二年目の今年は逆の「まさか」。
怪我人はつきものとはいえ、まさかこれほどまでに連続して多数負傷するとは。まさか補強の目玉が開幕直前に退団するとは。
そして、まさか期待の若手連中が揃いも揃って絶不調に陥るとは。ダイゴは早い段階で復調してくれたものの、ケンゴが最後まで使い物にならないなんて全く予想できませんでした。
全国のサッカーファンは今年の札幌が残留するなんて有り得ないと最初から思っていただろうけど、あれほど怪我人が出なければ三浦監督なら残留させてくれるんじゃないか、少なくとも残留争いはしてくれると本気で思ってましたよ。
あのダヴィが、ハラヒロミをして「今J1で一番じゃないですか?」と言わしめるほどの成長を見せてくれたのは唯一明るい「まさか」でした。

守備的だ、リアクションだと批判されることが多かった監督の戦術ですが、徹底したリアリズムを持っているが故の選択であって、その超現実主義がなければ去年の昇格も無かったはずです。頑固だと感じる時が無かったとは言えませんが、大きくブレなかったその姿勢を強く尊敬します。

続投を拒否した決断も、少々残念ではあるものの非常に納得できる行動です。それもまた、あくまで「結果」を最重要視するポリシーに則ったものであり、プロとはそういうものだという最後の教えだったようにも思います。

三浦監督なら、まだいくらでも現場で指揮を取り続けることができるでしょう。いつの日か、十分な戦力を持つクラブで、強力な選手を複数抱えた場合の三浦監督の戦い方を見せてもらいたいですね。きっと、三浦監督を知る多くの者に衝撃を与える戦い振りを見せてくれるんじゃないでしょうか。

改めて最後に、お疲れ様でした。どうもありがとう!

posted by ヨートク |08:59 | コンサ雑記 | トラックバック(0)