2016年06月15日
マセードとヘイス
一昨日の長崎戦、ホームで強い札幌、先制されるも都倉・ヘイスの得点で見事逆転勝ちでした。 得点を決めた都倉とヘイスはもちろんですが、個人的にはマセードのプレーが印象的でした。 前半12分、右サイドから都倉へのピンポイントクロス。 惜しくも都倉のヘディングはゴールのわずかに左で得点にはなりませんでしたが、 非常に精度の高いクロスでした。 その2分後には、自陣右サイドでパスを受けたマセードが、 ブラジル人らしいトリッキーな動きで相手選手を抜き去り、これまた都倉へのパスを通します。 抜き去った瞬間、ドームがどよめきました。 そして、札幌の2点目のアシスト。 キーパーと一対一になるも、シュートを打たず、より可能性の高いヘイスへの見事なラストパス。 マセードへ柔らかいスルーパスを出し、そのままゴール前に詰めていたヘイスへのご褒美とばかり。 なんだか、マセードのヘイスに対する兄弟愛のようなものを感じさせるシーンでした。 ヘイスは何となく末っ子キャラ(勝手なイメージ)。 ヘイスの卓越したテクニックはチームメイトも認めているのでしょう。 (千葉戦の時Tvhでゲスト解説をしていた深井も「ヘイスは本当にうまい」と言っていました。) でも、今季序盤はコンディションや日本のサッカーへの慣れの問題からか、 本来の力を出し切れていない状態が続いていた感じ。 そんなヘイスをチームメイトは(年齢に関係なく)兄のような気持で、 「何とかヘイスに、結果を残させてやりたい」と思っているように感じます。 それが、ヘイスが得点したときの周囲の喜びように表れている気がしました。 きっと、ヘイスは試合になかなか絡めない期間にも、 くさることなくトレーニングに取り組んでいたのだろう。 輝かしい経歴を持つヘイスのそのような姿勢が、チームメイトに好感をもたれている 理由だと思います。 ジュリーニョを含めたブラジル人トリオの活躍に今後も期待します!
posted by to-ji |05:55 | コメント(0) | トラックバック(0)
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