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2007年02月12日

何も悪くない警察官が・・・

東京都板橋区のときわ台駅での一連の事故はもはや知らない人はいないと思います。

今日12日の午後2時半頃、自殺を止めようとして踏切内に入り、列車にはねられた警察官が殉職しました。

この記事を読んで俺は頭が真っ白になり、知り合いでもないのに突然涙が出てきて止まりませんでした。

以前俺がこのブログで自殺の事について長々と語った時がありましたよね。(詳しくはここで)

こういうことあんまり言いたくないけど、自殺したくなるのにはなにか特別な訳があると思うんだ。

だけど、その前に誰かに相談するとかしてほしいんだ。

死ぬなら勝手に死ねば?じゃダメなんだ。周りのみんなも気を使うとかじゃなくて必死で止めなければいけないんだ。それは人間として最低限しなければいけないこと。

そう考えたら今回殉職したこの警察官は立派とかのレベルじゃない。

警官の仕事とかそういうのじゃなくて、人間としての仕事もきちんとこなしているんだ。

だからこそ、近隣住民から千羽鶴とかいろいろ寄せられたのだろう(記事にはそう書いてある)

でもみんなの思いも届かず、結局亡くなってしまった。

自殺しようとしていた女性は今何を思っているのだろうか。

何を考え、何がしたいのだろうか。

きっと、この女性は警察官に謝りたくて仕方がないと思う。

この勇敢に立ち向かった警察官を皆さんはどう思うだろうか。

正義感のある警察官であるのか。それとも警察官として当たり前の仕事をただこなしていただけだったのだろうか。

警察官としての仕事の最中の不慮の事故としか周りからは見られない。ただ、こういった警察官が1人でもいるからこそ俺たちのいる日本は平和に暮らせているのだと思う。

俺はこの警察官の勇敢な行動をいつまでも心に刻んで、自分もこういった人間として、人の役に立てるような人間になりたい。

この警察官には全国から激励の電話などが殺到しているというのも記事に載っていた。それだけ今回の事故は日本全国の人々の心を動かしているのだ。現に俺も今でも泣きながらエントリしている。

警察官だから殉職は仕方ないと思うかもしれない。でもこの警察官は人の命を救ったと引き換えに自分の命を落としてしまったのである。

こういった警察官に助けられた女性は日本一の幸せ者であると俺は思う。

だからこそ、この女性には自殺なんて言わないでこの警察官の代わりにもっともっと生き続けてほしい。俺からはこれぐらいしか言えないけど、このブログを見てくれている皆さんからもコメントお待ちしております。

posted by taka |23:21 | その他 | コメント(9) | トラックバック(0)