2006年12月16日

俺たちの札幌スタイルとは?

加筆しました(16日12:38)
 
 
先日のブログ新監督候補に対する不安で
「三浦監督に札幌の目指すスタイルを告げて、交渉している」
「HFCの担当者もサッカーを良く知ってる人間だから心配いらない」
と書きました。
 
 
 
そこで思ったこと。
 
 
 
さて、札幌スタイルとは?
 
 
 
もし自分がHFCの担当者だったとして、新監督に札幌の目指すスタイルをどう説明するんでしょうか?
 
10人いれば10人の札幌スタイルがあると思います。
そこまで意識してない人もいるでしょうが。
 
しかし人それぞれでいいのか?
統一を図るべきじゃないかな?
枝葉はともかくとしても揺らぐことの無い根幹は決めて、基本の札幌スタイルをHFC、選手、スポンサー、サポが理解しているのが理想じゃないか?って思います。
 
このオフィシャルブログ上でも「札幌スタイルとは?」ってのを「共通カテゴリー」(もしくは全然投稿のない「キッズブログ」)のポジションに置いて、活発に議論したらどうでしょう?
サポーターに喋らせっぱなしにしないで、スタッフもいろいろ投稿したりして意見交換の場にすればいいんじゃないですか?
 
  
今日言いたかったのはこれだけ。
あとは「札幌スタイル」について自分なりに考えてみましたが・・・・
(´-ω-`;)ゞムズカシイナ…

 
 
長くなったのでたたみます。


 
 
 
何度も書きましたが柳下監督のサッカーの目指すところ、完成形は凄く面白いサッカーだと思います。
だからってそれが札幌スタイルってのは違うんじゃないのでしょうか。
 
柳下監督のサッカーを新監督候補に細かく説明して、「こんなサッカーができますか?」って聞いたら「したら柳下さんに続けてもらえばいいっしょ?」って言われるでしょう。きっと。
 
そう柳下監督のサッカーと同じベクトルを持つ指導者って言ったって、ベクトルからどれぐらいの「ずれ幅」までOKなのか?
そもそも柳下監督のサッカーがベクトルなのか、それとも柳下監督がベクトルからどのぐらいずれてるのかが解らない。
 
 
じゃあベクトルを探しましょう。
 
 
「攻めるサッカーが札幌スタイルです」だけじゃ漠然としすぎてなんだかわからん。
 
 
じゃあシステムの問題か?って言えばそうじゃないでしょうし。
システム論なら今、噂の4-4-2の方が3-5-2より基本的には攻撃的スタイルですよね?
(だけどウチのセンターバック連中は3人でも不安定なのに、実質2人で守れるとは思えません。)
まあ大宮時代の三浦監督の4-4-2は決して攻撃的なイメージはないですから不安になるんですけどね。
 
 
じゃあパスサッカーか?って言えば決してそうでもない。
まあ比較的継続性、統一感は出しやすいと思いますが。
パスが札幌スタイルだとは思わない。
 
 
鹿島のように監督をブラジル人連れてくれば「鹿島スタイル」。←これはイメージだけで言ってます。すいません。
どこかのクラブが「外人は※※(国名)路線で変更ありません。クラブの方針はかわりません。」って話を見聞きしましたが、まさか保有する外国籍選手・監督の国さえ統一すれば、それが「※※(クラブ名)スタイル」ってなるの?
柳下監督と三浦監督と柱谷監督は同じ日本人ですけど、統一感はありません(笑)
 
 
簡単に言えば「決してリアクションでなく、攻め倒すサッカー」ってことでしょうか?
先ほどの「攻めるサッカー」と似てるようで大きく違います。
 
ところがこの「リアクションでなく」の部分が難しいような・・・。
サポによって見解が大きく分かれるような・・・。
 
極端な話、「引きこもりサッカー」も言い方を換えれば「相手からボールを確実に奪えるよう数的優位を作れる場所まで誘い込んでいる」とアクションサッカーっぽく言えたりします(笑)
 
じゃあリアクションサッカーと自分からアクションするサッカーの違いってなんでしょう?
新監督候補に説明してあげれば言われます。
 
 
「したら柳下さんに続けてもらえばいいっしょ?」

posted by とも(白老) |06:30 | ブログ | コメント(8) | トラックバック(0)

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この記事に対するコメント一覧
Re:俺たちの札幌スタイルとは?

どうもはじめまして。興味をもって拝見させていただきました。5段階の強化計画にはチームコンセプトとしては「戦うチーム」ということなってますね。さらに漠然としてます…。私もチームのスタイルはとても大事なことだと思いますよ。老若男女がイメージできるコンサスタイルって必要です。でもこれって、文章にすると細々したことがたくさんありそうですね。こだわるところは人それぞれかもしれないけど、今までのコンサは左サイドのMFが攻撃的で、右MFはバランサーで場合によりボランチ、サイドバックもこなすイメージがあります。ん?日本代表も同じイメージですね。

posted by Mr.CH| 2006-12-16 08:48

Re:俺たちの札幌スタイルとは?

おはようございます。はじめまして。
私のイメージする札幌の形は”連動”です。
それぞれの選手が意図することを理解し合い、対戦相手の動きも予測して、パスにカバーに走りきる、そして気が付けば、自分達でゲームをコントロールしている・・・トレーニングがなければ、考えながら走りきることはできない。
戦術よりも奥にあるものなのかなって思ったりもしてます。
いちオバサポのイメージする札幌の形です、失礼しました。

posted by よっさん| 2006-12-16 09:20

>Mr.CHさん

コンサドーレメモの方で名前を拝見してますんで、はじめましてって感じじゃないですね(笑)
老若男女がわかるって言ったらキャッチフレーズとかどうでしょ?
柳下監督の「アクション&ムービング」、トルシェの「フラット3」、加茂監督の「ゾーンプレス」、ジーコの「いきあたりばったり結果オーライ」などなど。
監督のキャッチフレーズじゃなくて、クラブのキャッチフレーズを作る。
1つじゃわかりずらいから、牛丼屋のように「早い安い旨い」みたいな。
大意はキャッチフレーズでって、結構いい案じゃないですか?

posted by とも(白老)| 2006-12-16 14:26

>よっさん

はじめまして。
連動…私も大事なキーワードだと思ってます。
だけど連動って深い言葉だと思うから、よっさんの言うとおり、細かい補足が必要になります。
しかしそこまで監督に細かく戦術をクラブが要求すべきなのかとも思います。
とりあえずキャッチフレーズに使えますよね。
「連動」「攻め倒す」
他に何を足せば札幌スタイルが出来るかな?

posted by とも(白老)| 2006-12-16 15:36

Re:俺たちの札幌スタイルとは?

こんばんは。
自分が求めて行きたいのは「挑戦(チャレンジ)」です(独りよがりで無謀なのはダメ)。
J1で戦い抜く為に、リアクションから脱却しアクションへ切り替えた訳ですから、
もちろん「攻め倒す」事が前提です。
特にサイド攻撃が核で、1対1は果敢に勝負してもらいたい。サイドを深くえぐりまくるイメージ。
たとえ失敗したって良い、他の選手が「連動」しカバーし合えばいいのだから。
果敢にチャレンジしお互いを助け合う事で、一体感が生まれるはず。
また、「泥臭さ」という部分にも繋がるかな?
う~ん、言葉に表すのはむずかしいな(汗)

posted by あさ吉 | 2006-12-16 20:48

Re:俺たちの札幌スタイルとは?

1人で輝くスーパースターの居ない札幌は、常に局面々での2対1など数的優位を保持する戦いが必要だと思います。
「連動」や「泥臭さ」に通じるのでしょうが、それは走りまくらなきゃ不可能ですね。

そこで、つき並みですが「走る走る」のスタイルが、札幌にはやはり必須。
・・・・響きが似ていますが、「はしょるはしょる」では困りますが。

posted by sure_kusa| 2006-12-16 22:08

>あさ吉さん

「挑戦(チャレンジ)」って部分はアクションサッカーの一部のキーワードかな~?(よくわかってない)
「自分から仕掛ける」ってことがアクションの和訳だと思います。
でももう少し踏み込んだ言葉の方がよさそうな気がします。「自ら仕掛ける」だったらまだ抽象的すぎるような。
「泥臭く」って精神面をチームスタイルとして確立するのは難しいんじゃないのでしょうか?
あ、でも岡田監督時代までの札幌スタイルって「泥臭さ」でしたよね。
「自ら仕掛けて連動して泥臭く攻め倒す」
ん?キャッチフレーズっぽいな。
抽象的すぎるかな?
 

posted by とも(白老)| 2006-12-17 07:39

>sure_kusa さん

攻撃時に数的優位をつくるサッカーを柳下監督はやっていたと思いますが、あまり「走る走る」ってイメージは無かったですね。(←勝手な思い込みですが)
「追い越し」ってのが柳下サッカーの見所だったと思います。
追い越しをするため、結果的には走ることになるんですが、個人的にはあんまり「走る」を前提に出したくないです。
難しいな~。
もう私の主観だけで喋ってます。
あ、この前と同じだ(笑)
反省反省

posted by とも(白老)| 2006-12-17 07:48

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