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2007年07月22日

銭湯のススメ(男性向け)

花ゆづきというスーパー銭湯に行ってみた。

会社の帰り道なので以前から気にはなっていたのだが、相方が行きたいと言い出したのでついに挑戦することに。
行ってみると、やはりできたばかりということでとても綺麗、清潔。入り口で600円也で入場券を買うと、あとは館内出入り自由。入り口より奥に休憩所とお湯入り口がある。ということは、お湯から出て休憩してまた入って・・・ということができるのである。
休憩する場所にもかなり大きく綺麗なセルフレストランがあり、ギンッギンに冷えたビールなど提供してくれる。

肝心のお湯だが、良い。それぞれ熱すぎずぬる過ぎず。見ていると、数時間に一度、係りの人が検温・透明度チェックに入っているようだ。維持する努力が垣間見えて気持ちよし。
泡の出るお風呂、露天風呂、サウナなどひととおりそろっているが、自分としては露天風呂の一部である「釜風呂」が気に入った。直径1mほどの円筒型の風呂に一人だけ入るのである。他の風呂は(当然だが)誰かといっしょに入るわけだが、ここでは一人になれる。心が狭く他人と共存し難い自分としてはとても休まる。唯一の難点は、露天風呂に設置されているテレビの音が少し気になるくらいか。とはいえ、うるさいほど流れているわけでもない。
概して、かなり気持ちの良い経験をした。


さて、ここでもっとも重要な報告をしなければならない。
世界の浮沈を左右する秘密を含む報告である。
しかしながら、そこには淑女の皆様には馴染まない性質を有する情報が内包される。
そのような方は点線以下を無視されたい。


上記釜風呂につかっていると、30前後の肉体労働系(ウホッ)が露天風呂構内?に入ってきた。頭を青々とそり上げ、眉も薄い。チンピラ風味ともいえる。
そのような彼の風体に注目していると、何か違和感を感じる。なんだろう。しばらくその存在に気がつかなかったが、ふと目が吸い寄せられた。

彼の得物はごく標準サイズである。
いやむしろ、兵器としてはいささか頼りない。あれでは大きな仕事はできまいと思わせるほどのものであった。またそれは、冬でもあるまいに、深く外套をかぶっていたのである。私は失笑した。

しかしその笑いはやがて凍りついた。自分が目にしたものの気高さ、偉大さに射抜かれたのである。私は身動きすることができず、視線をそらすことができなかった。

彼の兵器の従属物・・・すなわち、一対の球体から構成されるオプショナルパーツは、その本体からは想像できない規格を有していたのである。
一対の球体がひとつの包装物に包まれてあることは周知であるが、当該の包装物の全幅は、優に250mmに達していた。また短径も150mmはあっただろう。
想像されたい。バレーボールを扁平にしたようなそれが鎮座するさまを。想像されたい。その威光に威圧される我々の畏怖を。想像されたい。狸小路のテーマが自らの心から湧き出てくるのを止めることができない困惑を。

ぽんぽこシャンゼリゼ・・・

遠のく意識の彼方から呼びかける声を私は確かに聞いた。

posted by pechi |13:56 | 日々のくらし | コメント(0) |

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