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2009年01月11日

シーチケと辻占茶屋と

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いやん,やめてー.えへへ,ええやないか(男同士)

ファクトリーのシーズンチケット販売会に行ってきた.
11時ごろ現地到着,ものすごい並んでるだろうなと思ってたが,現金購入は誰も並んでおらずすぐに購入できた.混んでいたのはカード決済の列.なんでも機械が少ないからとのことだが,みんなそんなにカードで買いたがるものなんだね.自分も普段はカードばかりだけど.

昼に,すぐ隣のパン店『ムーラン・ド・ギャレ』(だったかな?)でパンを食べた.おいしいほうだと思う.我が家のパンの一番は円山の『パオン』だが,こちらもなかなか.
そのパン店に,宮の沢やCスペースでときどき見かける噂の電波的なカレを目にした.そのすぐ横には,我が家では伝説となっている(そしてネット界でもそうであろう)問題行動の多い某女史があり,高声にて談笑していた.なに?付き合ってるの二人?

帰宅後はちりとてちんメモリアルブックをとうとう読破.ものすごい読み応えある一冊だった.

夜には録画しておいた上方落語集?を観た.
前回は故桂文枝師で『愛宕山』だった.例の,大好きな「陽気なことぉ!」フレーズがあっさり終わったのが残念だったが本編?はやっぱり良かった.
今日は林家染丸師『辻占茶屋』,桂南光師『ちりとてちん』.染丸師匠の梅のが色っぽいこと.先日,ネットでどなたかのちりとてちんを観たが,南光師匠のもののほうが良かったと思う.大店の旦那の風格というか重みとひょうきんさがうまいんだと思うが,素直に笑えて,大好き.

そしてつい先ほど,映像付で無料で落語鑑賞できるサイト見つけて,鈴々舎わか馬『味噌蔵』を楽しんだ.
http://streaming.yahoo.co.jp/p/t/00291/v01038/11/
今日はずっと落語漬けでうれしかった.


posted by pechi |23:59 | 落語 | コメント(2) |

2009年01月04日

平成開進亭で初笑い

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平成開進亭に行ってきた.
開進亭は桂枝光師匠が運営する市民寄席で,年に数回,エルプラザ等の公共施設で落語をかけている.枝光師匠はもともと大阪出身の噺家さんだが,家族の療養などの事情により91年から北海道で活動されている.もともと桂小つぶと名乗っておられたということ.

実は,生落語を聞くのは生まれて初めて.
もともと落語には興味があって,数年前に図書館でCDを借りたり,100円ショップで名人集といったものを買って聞いたことがある.が,そのときはどうも楽しめなくて,すぐに投げてしまった記憶がある.ちなみに落語に興味をもったきっかけは,生家(大衆食堂)の店先に置いてあった落語の名人の人生を描くマンガ(タイトル忘れた)を読んだこと.
ただ,上記のようにどうも本当に面白いと思えなかったので,直接寄席に行くこともなかった.

ところが,昨年,相方が借りて見ていた『ちりとてちん』,横目に見ていたらなんとなーく気になり,じっくり見出して,草若師匠にはまり四草にはまり,師匠が寝床寄席で復帰する場面で号泣しそのまま寝てしまうということになってしまった.結局DVD全巻を年末までに視聴完了し,ついでにNHK公認ムックを買ったり焼き鯖を注文したりというと,予想外の年末を過ごすことになってしまったのである.

で,それなら一度見に行くかということになったのが今日の平成開進亭.
なので,枝光師匠には大変申し訳ない事ながら,もともと枝光師匠も開進亭もほとんど意識したことはなかったのだ.

が,枝光師匠や共演の笑福亭学光師匠の落語は本当に面白かった.腹の底から笑うなんていつ以来だったろう.トリの『骨つり』,クライマックスの「かいもーん!」のくだりでは息ができなくなるくらい笑った.いや,本当に.

落語と言うと何か,分かりづらいものを分かったふりをして笑ってあげる,そんなイメージが(すいません)少しは残っていたのだが,完全に消し飛んだ.今風の言い方をすれば「普通におもしろい」!
とにかく,いままで生落語を見なかったことを心底後悔した.

でも,文字通りの今年の初笑い,素晴らしいものに出会えてよかった.
ぜひ皆さんも,平成開進亭,足を運んでみてください.
とりあえず2009シーズン開幕まで皆さん,ヒマでしょうから(笑)

平成開進亭
http://www.geocities.jp/heiseikaishintei/index.html


posted by pechi |18:22 | 落語 | コメント(4) |