2017年07月12日
J1での戦い方
2012シ-ズンのJ1でのコンサドーレを観ていて思っていたことは なぜ、もっとカウンターの戦術を磨こうとしないのか? と、いう考えでした。 その前の2011シーズンは、内村をエースとしての堅守速攻を武器として奪ったボールを素早くつなぎ、カウンターで攻めることをストロングポイントとしたチームだった、と思っていました。 石崎監督は、どちらかというと引いて守るのではなく、ラインを高い位置に設定して前線からボール狩りをして、プレスをかけて、そのまま攻めることを得意としていました。 しかし、そのさらに前のシーズンはことごとくチームの戦術が裏目となり、J2でもどうやって戦っていけばいいのか、暗中模索におちいっていたところでした。 ところが… 河合の加入と宮沢のボランチとしての成長とセンターバックの山下のブレイクが、守備力を大幅に向上させました。プラスして内村が好調なシーズンが重なり、昇格できるチームの基盤が整ったのです。 他にも、この2011シーズンが良いチームとなった要因は、たくさんあります。しかし、このチームのストロングポイントは ボールを素早くつなぐカウンター だったと、思っていました。 しかし、カウンターを向上させるための戦力の補強は成されず、守備力に関しては逆に未知数からのスタート。 弱者ならば、まずは守備を固めてカウンターで勝負するべきという考えは、2012シーズン時点では、間違いないと思っていました。 そして、今シーズンも昨シーズン、あれだけ「1-0」勝利の目立つ状況でのJ2優勝。 これはコンサドーレの堅守速攻が ちゃんと機能してきたのかな?って思いました。 ほんとホームではJ2に引き続き負けなかった序盤戦までは、信じ込んでいました。 しかし… 今のコンサドーレの目指すべきサッカーは、堅守速攻ではなかったのだと 鹿島、柏、大宮のアウェイ3戦で思うようになってきたのです。
posted by mr96chfc |00:15 | コンサドーレの方向性 | コメント(2) |
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この記事に対するコメント一覧
Re:J1での戦い方
いくつかの攻撃の選択肢の中にカウンターがあるのが普通だと思うが、カウンターが可能な時の約束事がないと思う。コンサドーレは、カウンターで走れる選手がほとんどいない。代わりにそんな場合は、バックに一度戻していることが多いと思う。どんな攻撃でも、簡単に点数が取れるなら、それほどいいことはないと思う。
posted by まさひろ| 2017-07-12 00:44
Re:J1での戦い方
まさひろ さん
コメントありがとうございます
カウンターが選択肢の一つであるべきなのは、まさにコメントのとおりで間違いないです。
四方田監督が育てた、
ユース出身のトップチーム昇格組は、決してスピードとフィジカルに長けた選手ではなく、2012Jユース選手権でガンバに5-1で勝ち、優勝したチームはパス・ドリブルでの展開力に優れていました。
おそらく、あのような勝者のメンタリティをもったチームを作りたいのではないかと思うのです。
posted by Mr.CH| 2017-07-12 12:41