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2008年05月13日

持株会増資目標達成に思う

サポーターズ持株会の増資が9日の期日満了時点で目標の10000口を達成した。

オフィシャルHPより
コンサドーレ札幌持株会10,000人の会員大募集!目標達成!!
・申込状況 11,568口
※5月9日現在
■おかげさまで、目標の10,000口を突破することができました。皆様のご協力に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。ご入会いただきました皆様への会員証や入会特典の無料招待に関するご案内などは、6月中旬までにお手元に届きますよう現在準備中です。あらかじめご了承のほどお願い申し上げます。

16日振り込み分まで受け付けるとのことなのでもう少し増えそうだが、いずれにしてもこれは喜ばしいことである。コンササポの底力はまだまだあるぞ、と示せたのではないかと思う。
ただ、いずれにしても経営再建は茨の道。これは最初のハードルをクリアしたに過ぎないのである。現実には今年度入場者数も目標に比べてかなり少なく、今季単年度の経営はかなり厳しいものと思う。せっかく減増資したのに終わってみたらまた債務超過になつていた、なんてことになったらシャレにならない。

HFC児玉社長に「札幌の経営大丈夫?」

日刊スポーツの記事だが、現時点の問題点を的確に捉えた記事だと思う。
私自身はJ1、J2に関係なく、コンサドーレが継続的に存在し続けるための減増資だと思っているので下記の内容には全く賛成できない。

この日会見した佐藤良雄理事長は「もともと増資分は強化費と思っている。6日の東京V戦を観戦した(5000万円出資する)ニトリの似鳥昭雄社長とも、早急に強化をお願いする点で一致した」と説明。「経営はクラブが考えること」とした上で「今季は特別。単年度黒字よりJ1残留の優先順位が上」と訴える。

それに対してHFCの経営陣の方が冷静なようだ。

児玉社長 持ち株会の気持ちは分かっていますが、今のところ現場から(補強については)上がってきていません。W杯中断前のリーグ戦、ナビスコ杯を終えてからの判断になるのだろうと思います。

佐藤専務 債務超過解消のために減増資して、またすぐに債務超過にはできませんから。

で、記事は結論として「ピッチの選手を奮い立たせるのも、チーム強化の緊急補強を実現させるのも、興行収入に直結するサポーター頼みになりそうだ。」と締めているが、まったくその通りとしか言いようがない。
これからもサポーターとしてコンサドーレと共に茨の道を歩き続ける覚悟を持つ。
持株会の目標達成はそんな覚悟を再認識するきっかけだと私自身は感じたのであった。

posted by たじ |13:42 | コンサドーレ | コメント(2) |

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この記事に対するコメント一覧
持株会凄い

10000目標で約12000口とはすさまじいです、まさにJリーグのビジョンを実行してますね。今期の入場料収入もぜひこの勢いで増やしてほしいです!私も増資目的で集めた資金を目先の強化費に使うのは何か違和感があります、ぜひ資本金増資に使ってもらわないと!

posted by サンガサポ| 2008-05-13 23:20

Re:持株会増資目標達成に思う

>サンガサポさん
そうですね、あとは入場者数ですね。
これがなかなか大変なのですけど・・・

posted by たじ| 2008-05-14 11:45

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