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2007年05月22日

ポスト直撃はラッキーだけではない

ここ数試合、ポスト選手が、次々と相手シュートを跳ね返す大活躍を見せている。
堅守札幌とはいえ、このポストに助けられているという側面はけっして少なくないだろう。
そういえば2000年もそうだった記憶がある。
あのときも札幌は堅守でJ1昇格を果たしたのだが、佐藤洋平のスーパーセーブと共に、ポストやバーに助けられた部分もたくさんあった。

ということは、堅守とはバーやポストが味方するかどうかの偶然なのか?
結果論として失点していないから堅守と呼ばれているだけなのか?
否、そうではなかろう。ポストやバーが味方するというのはある種必然の要素も含まれていると思うのである。

ポストやバー直撃でゴールしなかったシーンというのは、リプレイで見てみると、あと数cmゴールの内側に来ていたらGKがボールに触れていただろうと思うケースが少なくない。シュートがキーパーの手を僅か数センチかわした結果がポスト直撃だったという場合、どっちにしろ得点にならなかった可能性は高いのである。

堅い守備でシュートコースを切っているから、プレッシャーをかけて楽にシュートを打たせていないからこそキーパーがセーブできなくてもバーやポストが味方してくれる。また、「堅守のチーム」というイメージが相手に対するプレッシャーになってシュートの精度を狂わせている、という側面もないとはいえないだろう。
つまり、ある意味バーやポストが味方してくれるという現象は堅守を象徴していると見ることもできる。

どこかにこのバーやポスト直撃に関する数的データがあるのかもしれないが、実際には私はそういうデータに基づいて言っているのではなく、単なる印象で語っているだけである。ポスト直撃は単なる偶然ではない、というのは現状を肯定するための我田引水なのかもしれないが、私は今年のコンサドーレの「堅守」を信じている。

もちろん、「シュートを打たせない守備」が出来ればそれが一番いいのは言うまでもないことだが。


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posted by たじ |10:51 | コンサドーレ | コメント(0) |

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