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2007年01月16日

29人

少し古い日刊スポーツの記事の中にある一文。
これで三浦新体制の陣容がほぼ固まり、今季は29人体制で臨むことが有力になった。

まだ契約発表されていない選手も何人かいるし、この記事があてになるかはわからない。しかし、私の中では29人体制という部分になにか腑に落ちる部分があった。そうか、と。

部外者の勝手な想像だが、チームの編成を考える時に、たぶん最初に決めなければならないのはコンセプト。おおざっぱに「昇格を目指す」とかそういうことだと思う。次は予算。予算が決まらなければ具体的な編成はできない。そしてその次に決めるのは総人数ではないかと思う。予算と人数は言ってみれば分子と分母。かけられる費用を決めてから、個別の人選になるのだろうと想像する。
当初07コンサドーレは28人体制を想定していたのではないか、と思うのだ。そこに再契約の川崎を加えて標記の29人、ということではないかと思う。

川崎は戦力外通告後、天皇杯で素晴らしいパフォーマンスを見せた。天皇杯では一戦ごとに川崎と再契約すべきという声が高くなっていった。
しかし、HFCからすれば、単に「川崎がいいかどうか」という判断だけでは済まない部分があったのではないかと思う。それが「人数」。再契約するとしても11/30に戻って通知し直すことができるわけではない。もともと28人体制での編成を考えていたとすれば、川崎と契約すると29人目ということになる。となると、これは川崎の可否だけではなく、編成全体の問題となる。例えば「もし29人でいいのなら(川崎以外に)取りたい選手がいる」というようなことも考えられる。
更に、いったんは戦力外通告した選手。情に流されて再契約した、ということになっては悪しき前例になりかねない。HFCにとっては川崎との再契約は決して簡単な判断ではなく、英断といってもいいのではないかと思う。

そして、その英断の妥当性は今季川崎が活躍することでのみ証明される。
もちろん私はその証明がなされることを確信している。
頑張れ、川崎健太郎!

posted by たじ |10:41 | コンサドーレ | コメント(0) |

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