2012年02月08日
ステキな映像と音楽と人と。
ここのところ、柄にもなく超ネガママタロスな日々でございましたが、 日曜日、やっと、やっと、いいお休みを過ごせて若干復調の兆し。 たくさんの方が行かれている『しあわせのパン』を観てきました。 癒されたかったというか、泣いてデトックスしたくて。 決して面白いわけでも、奇怪な事件が起こるわけでもないお話。 でも、原田知代さんの透明感、大泉洋ちゃんの真っ直ぐな情熱が良く出ていて、 本当にやさしくてあたたかい映画でした。 冬の強い風や雪を踏みしめる音、コーヒーを淹れる音を愛おしく感じたり。 そして音といえば、主題歌『ひとつだけ』。 スペシャルなお二人の歌。 「白い扉」は「黒い扉」になっていたんですねー。 でも、すごくしっくりきます。 なんとかマスターしたいぞ、ピアノ。 先日TVでやっていた、この映画のメイキング(のような)番組で知ったのですが、 「季節をちゃんと撮りたい」という三島監督の強い要望で、 映画撮影としては異例の中断期間を設けて作られたそうです。 だから、あんなにきれいな風景が撮れたんだなーと納得。 作り物じゃない“寒さ”がそこにはありましたもの。 映画を観終わった後に買った小説もよかったです。 登場人物を思い出しながら、すぐ読めちゃいました。 巻末付録にはこれ↓が。 ひとつおしかったのは、小説の帯に当日券の特別割引優待券がついていたこと。 ま、それ以上に『しあわせ』をもらえたから、よしとしますわ。 かぼちゃのポタージュ作ってみようっと。