プロフィール

【 Mr.CH 】 北海道札幌市出身。1985年(16歳)からサッカー部に入り、それから上手い下手は別として今までずっとプレーヤーとして楽しんでいる。ずっと転勤族でそこそこの市の社会人リーグで1部から5部を経験。47歳の今は、フットサルを個人的に楽しむ程度でチームには所属していない。 コンサドーレは2001年からファンクラブに加入。ホームの試合は、なるべく観に行きたいと思っているが、なかなかいけない。 2017年5月現在、帯広在中。自宅は札幌市、単身赴任中。

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ワールドカップと自分史(ドーハの悲劇 後編~パート2)

2007年02月11日

【ワールドカップの出場を逃がしたことが教訓になっていない】

 あまりネガティブなことは言いたくありませんが、真剣にサッカーを観ている人間としてどうしても考えてしまうことがあるのです。それは日本のミーハー的なマスコミ報道に対しての「?」です。

 Jリーグ開幕の初年度=94ワールドカップ(以下WC)アジア最終予選のとき、当時は「サッカーダイジェスト」を講読しておりました。サッカー専門誌としては、老舗の「サッカーマガジン」もありましたが、より一般向けでない方向性の「ダイジェスト」が好きでした。

 「サッカーバブル」の恩恵をうけて、月刊誌から月2回発行そしてすぐに週刊化と怒涛のメジャー化をしていく中で、その信念は失わなかったと思います。あるときの読者からの手紙紹介として、こんな内容の記事が載りました。

 「私はサッカー好きの子供を持つ親です。Jリーグ人気でサッカーに興味を持ち、子供が買った貴誌を読んだのですがくらーい気持になりました。なぜこんなに盛り上がっているのにその勢いに水をさすような批判的な記事ばかりなのですか?もう貴誌は読みません。もう少し誰しも喜んで読めるような内容にしていただければ幸いと思い投稿させていただきました。」

 その様な観点で物事を考えていませんでしたから、この記事はちょっとした衝撃を覚えました。私はそれ以前からサッカーが好きでしたから、Jリーグのおかげでサッカーが大きくクローズアップされたことはとてもうれしかった。しかしミーハーチックな扱いを受けてしまうことは大嫌いでした。でも一般的にはこんなものなんだと初めて認識したのです。盛り上がりにあわせて楽しみたいだけなのだと。

 日本でサッカーが注目され、いろいろな人が観戦することになるということが、バブル的であったとしても、ゆくゆくはレベルアップにつながっていくと信じて記事を書き続ける「ダイジェスト」のやり方は編集者として「売れるものを作っていくのではない。」という、信念を曲げない良心を感じるのでした。

 その当時のテレビのサッカー専門番組は、ミーハー情報番組や芸能ニュースと変わりがなくてアイドル的な選手をつくることや日本国内だけでしか通用しないの実力のJリーグで満足しているようでした。サッカーの本来の面白さはほとんど無視され、WCの予選も日本はJリーグ効果で楽に通過できるというようなムードでした。

 ちょっと似てませんか?2006年WCのグループリーグを前にしたテレビ番組の雰囲気に。海外のサッカーの実力に対する理解や見識は広まり、サッカーに対する意識もミ-ハーチックなものは影を潜めたと思うのです。しかし、WCで盛り上がろうというような番組がいくつかありましたが、日本がグループリーグで負けるだろうという予想すら、口に出来ないテレビ番組の雰囲気。そうなのです、10年以上経っていますが日本のマスコミは何も変わらないのです。

 大事なことは、マスコミが何も変わっていないことが原因で日本サッカー協会に対して、何のプレッシャーも与えることが出来ていないこと。それが日本代表のレベルアップを妨げているように思えるのです。マスコミは日本サッカー協会に情報操作されているのですかね?マスコミは協会にしたがっているだけですか?

( つづく )


post by Mr.CH

17:07

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