スポンサーリンク

2009年04月28日

earthshine

LUNAというハンドルにしている所以でもあるのだけれど、
私は月が好きだ。
上弦の月を見るとわけもなくワクワクする。
満月ももちろん好きだし、下弦の月も、新月も
これから満ちていくのだと思うと、それはそれで待ち遠しくなる。

昨日も今日も月がとても綺麗だった。
糸のような上弦の月が、だんだんと満ちてきた。

三日月を良く見ると、うっすらとまぁるいシルエットが浮かび上がる。
これを earthshine(地球照)と呼ぶそうだ。
その呼び方を知ったのは私がネットを始めて間もなくの頃だった。
綺麗なearthshineの写真を見て、肉眼でもそれを確かめて、
あらためて月と地球の姿を感じた。
何気なく目に映るものはほんの一部分でしかなくて
本当の姿は注意して見ていないと見落としてしまう。
誰もが知っていることでも、見えない部分があって
理解しようとか、ちゃんと見ようとする人にしか見えないのだと漠然と感じた。

月はいつも同じ面しか見せない。
そして毎日その姿を変える。
でも、月自体は変わらない。
チームみたいだと、ちょっと感じた。

光が当たる部分しか見えないことが多いけれど
あたらない部分も、ちゃんとそこにある。
地球照とは
地表で反射した太陽光が月にまで達し、
その光がさらに月面で反射され、
再度地球にまで戻ってくることによって生じる現象。

一方通行じゃ見えないものって
あるんだと思う。

明日はどんな光が見えるのだろう?
それは私たちの声が反射して生じる光なのかもしれない。

posted by LUNA |23:05 | 呟き | コメント(3) |