2008年09月20日
風になりたい
ダヴィが退場した瞬間、「もう引き分けで良い」と誰もが思った。 たぶん、その緩みが今日の敗戦の要因。 それは選手のせいでも監督のせいでもなく、あの黄色い固まりをのぞいた厚別全体のもたらした結果。 「負けたくない」気持ちは「絶対に勝ってやる」という気持ちに押しつぶされた。 ジェフサポの前に掲げられた大きな大きな「残留」の文字は、 私には「信じている」と見えた。 仕事の後、急いでスタジアムに向かうタクシーの中でジェフサポの声が聞こえた。 風の向きもあったのかもしれないけれど、ジェフサポの声しか聞こえなかった。 キックオフ前、USはずいぶん頑張っていたと聞いた。 それでもチームの低迷と同時に応援のボルテージも下がっているのは事実。 少し前まで中心部からずいぶんそれていても、立って、大声で応援していた人たちは今はまばらにしか声を出していない。 どこかでもう諦めている自分は否めない。 追い風になれなかった自分が一番悔しい。 腹をくくったはずだったのに・・・ 悲しいのではなく、悔しい。 きちんと現実を受け止めて、それでもひたむきに応援しよう。 かっこ悪くたっていい あなたと 風になりたい