2008年09月15日
現在
全国で最も同情されているらしいコンササポですが、何か? 父の一周忌のため帰省する車の中で携帯で試合経過を見ているしかなかったのだが (そういえば実家への帰省中に試合があった時の負け率はほぼ100%なんじゃないんだろうか・・・) スポーツニュースでも清水のゴールシーンしか映らなかったり、映ってもほんの一瞬でダイゴのゴールがどんな風だったのかは再放送でようやく見ることができた。 解説の「かわいそう」コメントもしっかり聞いた。 横浜FCを越える最短降格のマジックも点灯して、監督解任とか騒いでる人もいるけれど、監督を代えるくらいでJ1に残れるなんて甘いものではない気がする。 とびきりの食材がそろっているのなら誰が作ってもそれなりの料理ができるけれど、 今そこにあるものでほっぺたが落ちるくらいのご馳走を作れる人はそうそう見つからない。 慣れない調理器具を最初から上手に使いこなすのも難しい。 よほど生まれつきのセンスがある人か、ある程度専門に勉強してきた人か、 毎日毎日冷蔵庫をのぞいては頭をひねってみんなが喜ぶような食事を作っているお母さんでもない限り、なかなかそんなことはできない。 お母さんだって失敗するときもあるしね。 ・・・なんだか話が脱線してしまった。 何事も楽観的に考えて毎日生きている私が偉そうなことは何もいえないけれど プロだったらいつでも最悪のことを想定して行動しなければいけない。 その心構えが甘かった、というだけのこと。 去年の最終節のあまりにドラマティカルな優勝で、奇跡なんて信じちゃったのがいけないのかも。 それでも最後に一点返したダイゴの顔はしっかり戦っていて あんな顔する選手が一人でもいるうちは、誰にも同情なんてされたくない。 結果がどうであれ、(とはいっても結果がすべてであるのは紛れもない事実なんだけど)残りの試合に全力を尽くすだけ。 それは選手はもちろんサポも同じこと。 監督だってサポと一緒だもの。 選手を信じて声を出すしかない。 後はピッチにいる11人がどう考え、どう戦っていくかだけ。 私たちはつべこべ言わずにサポができるただ一つのことを、これからもやっていくしかない。 この週末で妙に腹をくくった私なのだった。 で、一周忌だったということはもちろんWe areも来ていたわけで 「ダメだな、今日は4万5千しか入らなかった」なんてふざけたことを言っていた。 けっ、11月は覚えてろよーーー ぜってー負けねーーーー 帰りは少し遠回りをして帰ってきた。 親子熊。見えるかな? ものすごくお天気が良くて奥尻が綺麗。 夕陽がまぶしい。 そして昨日は十五夜。 亡くなった日も一周忌も十五夜なんて父らしい。 あっという間の一年だった。 来年はどんな月を見るのだろう・・・