2007年12月03日
J2最後の風
なんてドラマティックな幕切れだったのだろう。 90分声をからした。J2最後の追い風になるように。 試合終了のホイッスルの後、ビジョンに映し出された文字を見て、優勝したことを知った。 勝って終わりたかった。 昇格できればいーや、って言ってみても、ずっと首位で来たのに緑に奪われてそのままっていうのは悔しかった。 だから優勝できたのは本当に嬉しかった。 試合が始まる前から最終戦の雰囲気にのまれてちょっとウルウルしていたけれど、終わって、やっぱり泣いてしまった。 誰もが浮かれている中で、一番冷静だったのは芳賀ちゃんだったのかも。 「ここからがスタートだ」ってあんな中で言えるなんて、やっぱり最高のキャプテンだったよ。 ゆっくりとドームを出たあと、昇格できるまで、とがまんしていたクラッシックを買って、コンビニの前で旦那様と二人で祝杯をあげた。 宮の沢に戻って、軽く食事をすませてから白恋へ向かった。 雨だったけれど、良いセレモニーだった。 終わった後、西澤がサポひとりひとりに握手しながら歩いてくれたのが印象的だった。 やべっちFCにはセレモニー後の若い衆がはしゃぎながら映っていた。 来年も笑ってシーズンが終われたら良いね。 私たちの声が風になる。 きっと、もっと高く飛べる。 長い冬が一足早くあけた。 小春日和なんかじゃなくて、チームにホントの春が来ると良いな。