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2007年01月06日

今日6日は、西嶋デイ!

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J2札幌・三浦新監督「1年でJ1」宣言
 
札幌のエンブレムの入った旗の前で就任会見に臨む三浦新監督  三浦新監督が札幌をよみがえらせる。前大宮監督の三浦俊也氏(43)が5日、コンサドーレ札幌の新監督として正式に契約し、札幌ドーム内で就任会見を行った。三浦氏はクラブ強化費の削減、新卒以外の日本人の補強なしと厳しいシーズンにもかかわらず、目標を1年でのJ1昇格に設定。勝者のメンタリティーを選手に植え付け、結果優先主義でいばらの道を乗り切る。契約は1年で年俸は2500万円(推定)。

 目標はやはりJ1昇格だった。三浦新監督がこの日の就任会見で、1年で悲願のJ1昇格に導くことを約束した。「昇格を目標に置く。順位の目標はないが昇格」。テレビカメラ8台、報道陣50人以上の前ではっきりと口にした。J2生活も今季で5年目。この4年間で就任した3人の監督ではなし得なかった札幌再生の道が、三浦新監督に託された。

 勝利優先主義で勝ち点3をどん欲に奪っていく。「足りないところを補い、結果を優先して考えていく。対戦相手を分析して戦略的に(サッカーを)考える」。そのために、勝利に対する強いメンタリティーを選手に植え付ける。「日々のトレーニングから、規律を持つ。ファンやサポーターを忘れてはいけない」。精神面から改革する。

 クラブは今季、強化費を昨季より約1億円削減した。昨季の得点ランク2位のFWフッキ、主力のDF加賀も流出した。置かれている状況は厳しい。実は当初、クラブから複数年契約を申し込まれた。数年かけてチームを強化する選択肢もあったが、それを断り、1年契約を結んだ。退路は断った。1年でJ1昇格に導く覚悟だ。

 現在、札幌の試合は天皇杯の2試合しか観戦していない。ほとんどの選手は知らない。ほぼゼロからのスタートだ。しかし、自信があったからこそ、この仕事を引き受けた。「日本人の選手のクオリティーはやっていけるかと思う。新外国人がどれだけフィットできるか」。難題は山積みだが、1年で目標を実現する決意は揺るがない。【長島一浩】

 ○三浦新監督一問一答

 --監督就任を受けた理由は 

 三浦新監督「私自身が大宮で長い時間やって、新しい刺激を欲しいときに、札幌が声を掛けてくれた」

 --札幌の印象は

 三浦新監督「天皇杯2試合しか見ていないが、J1のチームに勝って大きなまとまりがあることを見せていた。ポテンシャルも悪くない」

 --昨季のチームの課題は

 三浦新監督「得点は日本人、新外国人で埋められるか。その作業が必要になる。失点は多いのかな。何かしらのやり方で減らしていければ」

 --三浦監督のサッカーを一言で言うと

 三浦新監督「一言では言い表せない(笑い)。全員が昇格、勝利を目指してチームを大切にする。ファミリーとなってやっていければいい」

 --3バック、4バックのどちらを採用するか

 三浦新監督「サッカーはシステムだけでは勝てない。フォーメーションが一番重要なことではない」

 --どんな性格か

 三浦新監督「岩手県出身で北の人間なので、どちらかというと我慢強いかなあと」


◆三浦俊也(みうら・としや) 1963年(昭和38)7月16日、岩手県釜石市生まれ。釜石甲子小-釜石甲子中-釜石南高-駒大卒業後、岩手大に1年間在籍。その後は岩手大の非常勤講師、岩手松園養護学校に勤務。91~96年にドイツ留学。97年1月にブランメル仙台(現J2仙台)コーチに就任し、同年10月から監督。98年水戸監督。99年大宮コーチ。00、01、04~06年大宮監督。家族は妻と1男

 ◆札幌新監督の初年度成績 97年のフェルナンデス監督は26勝4敗でJFLを制し、初のJ昇格を果たした。99年(J2)の岡田監督は1年目は開幕から出遅れ、17勝6分け13敗の5位。02年(J1)に就任した柱谷監督は1勝6敗と成績不振で途中解任。03年(J2)のジョアン・カルロス監督もシーズン途中で辞任。04年(J2)の柳下監督は5勝15分け24敗の最下位で終えた。

[2007年1月6日9時10分 日刊スポーツ紙面から]







posted by dome123 |08:46 | コンサ | コメント(0) | トラックバック(0)