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2006年12月30日

今日30日は、セバスティアン・デイ!

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今日の温度(JR札幌駅近くISHIYA温度計)

J2札幌・柳下監督、最終年の栄光再び
 
磐田の練習グラウンドでパスゲームを見ながら笑顔のJ2札幌・柳下監督(左)  ヤンツーはラストイヤーに強い-。今季限りで退任するコンサドーレ札幌の柳下正明監督(46)が29日の天皇杯準決勝G大阪戦で番狂わせを狙う。磐田監督時代は、退任が決まっていた03年度に天皇杯を制覇。浜名高3年時には全国高校選手権静岡県予選で、主力DFとして同校を初優勝に導いた。これまで所属チーム最後の大会で見せてきた勝負運を今回も発揮する。

 もう思い残すことはない。やることはやった。あとは試合を迎えるだけだ。柳下監督が28日、監督としての原点、磐田市の大久保グラウンドで練習の指揮を執った。「Jubilo」と書かれたボードを前に選手のパスゲームを見ながら「ハッハハ…」と笑った。具体的な指示はなし。MF西谷らに交じり、FKを蹴るほど上機嫌だった。慣れ親しんだ思い出の地でG大阪戦に向け、準備を整えた。

 柳下監督「メンタル的に強い気持ちを持ってやれるか。1つ目、2つ目のパスをつなげられれば、チャンスになる。負けたら失うものはあるし、リーグ戦48試合と同じで1つ1つ全力でやる」

 負ければ札幌最後の試合になる。1試合でも長く…。心の奥底にある思いは強い。03年磐田の監督時代もそうだった。そのシーズン限りで退任が決まっている中、天皇杯制覇。涙を流して喜んだ。浜名高3年生時、負ければ引退となる高校選手権静岡県予選で、初優勝の立役者となった。なぜかラストイヤーに強い勝負運を持つ。相手は格上のG大阪。そう簡単に勝てる相手ではない。ここまで万事は尽くした。最後は柳下監督の「勝負運」にかける。

 天皇杯には縁がある。磐田の前身ヤマハ発動機の新人DFだった82年度、初優勝を達成した。主将だった89年度には、自身のミスから逆転負けを喫したこともあった。

 柳下監督「決勝に残って元日にプレーできるのであれば選手として幸せ。(決勝は)サッカー以外のことで緊張したなあ。ゲーム前に(皇族と)握手をしたりしたから」

 27日夜にはG大阪のビデオで相手の動きを確認したが、大好きなアクション映画観賞も忘れなかった。映画は刑事ドラマの「マイアミ・バイス」。「リラックスできたかな」と笑った。勝てば、来年1月1日、47回目の誕生日を国立で迎える。【長島一浩】

 ◆下部リーグの天皇杯決勝進出 JリーグがJ1、J2の2部制になった99年度以降、過去1度もない。J2のベスト4進出は01年度の川崎Fのみで、準決勝は優勝した清水に1-2で敗退。93年のJリーグ発足後の下部リーグ最高成績は、94年度のC大阪(JFL)の準優勝。2部チームの優勝は81年度の日本鋼管(日本リーグ2部)、82年度のヤマハ発動機(同)以来ない。

[2006年12月29日8時33分 日刊スポーツ紙面から]




posted by dome123 |06:23 | コンサ | コメント(0) | トラックバック(0)