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2006年12月11日

今日11日は、相川デイ!

今日11日は、相川デイ!
FW相川進也を応援しよう!!


今日の温度(JR札幌駅近くISHIYA温度計)

札幌・柳下監督の采配が見事的中/天皇杯
 
J2札幌・柳下監督は選手に指示を出す(撮影・井上学) <天皇杯サッカー:札幌2(8PK7)2新潟>◇5回戦◇9日◇フクアリ

 ヤンツーは天皇杯にめっぽう強い。今季限りでの退任が決まっているコンサドーレ札幌の柳下正明監督(46)が、チームを8強に導いた。既に戦力外通告を受けているMF川崎健太郎(23)を今季公式戦初先発させる奇策を敢行するなど、さい配がピタリとはまった。これで天皇杯は磐田で優勝、札幌で2度の8強をマーク。負けた時点で札幌での監督生活に別れを告げるが、まだ終わるつもりはない。

 抑えていた感情を解き放った。PK戦8本目。GK佐藤のセーブを確認すると、柳下監督は大きく両手を広げガッツポーズした。隣の松井GKコーチと力強く抱き合った。至福の瞬間だった。「チームが1つになっていた。粘り強いプレーをした」。2年ぶりベスト8進出の快挙を素直に喜んだ。

 采配がズバリ的中した。奇策に近かった。リーグ戦で4試合出場のみのMF川崎を左サイドで起用した。2-1の後半21分には負傷退場したFWフッキに代え、186センチの中山を投入。トップにこの日2得点の砂川を置き、中山に中盤で体を張らせた。2失点はGK佐藤のミスで失ったが、攻撃は再三チャンスをつくり、新潟のゴールに迫った。天皇杯4回戦千葉戦に引き続き「走るサッカー」を最後まで披露した。

 普段は冷静沈着だが、城福強化部長の前ではユーモアたっぷりのセンスを見せるときがある。腹を指さして「何か入っているよ。おへそからラーメンがにゅるにょるにょる」と笑ったこともある。城福強化部長は「突っ込みタイプだね」と笑った。プライベートもサッカーも、自分から攻める姿勢を持っている。

 磐田時代の03年度に天皇杯制覇した実績を持つが、今後については慎重な姿勢を見せた。「どれだけ1つになってJ1のチームとやれるか。相手の方が力が上で、危ない場面や押し込まれる場面をどれだけ粘れるか」。就任3年目で今季限りでの退任が決定しているが、1日でも長く札幌でプレーすることを望んでいる。【長島一浩】

 ◆今後の日程 オフは12日までで練習開始は13日から。16日まで札幌・宮の沢で行う予定。積雪の影響で18日前後から道外合宿を実施する予定。

[2006年12月10日8時40分 日刊スポーツ紙面から]




posted by dome123 |06:48 | コンサ | コメント(0) | トラックバック(0)