2006年03月21日

【日本ハム】稲葉好調.485 存在感ピカイチ、監督絶賛

稲葉好調.485 存在感ピカイチ、監督絶賛
チーム内の稲葉の存在感は昨年と格段に違う。ヒルマン監督はシーズンでの打順を5番として期待している。今の稲葉は打線の中核を安心して任せられるほど、オープン戦では好調だ。
 この日も三回にしっかりと仕事をした。左前打で出塁した金子が犠打で二進し、二死後に回った打席。中日先発の左腕、マルティネスに2球で追いこまれたがそこから粘った。厳しい内角球をファウルにしカウント2-2からの7球目の外角球を逆らわずに左方向へ。打球はぐんぐん伸び左翼フェンス直撃の適時二塁打となった。
 一回の第1打席にも内角球で差し込まれたが詰まりながらも右前に落とした。「バットの出方がいいからあそこに落とせる」と納得の一打。
 オープン戦では33打数16安打で打率4割8分5厘とチーム一の好調ぶり。3本塁打を含む9長打しながら、3三振しか喫していないのはボールを見極め自分のスイングができている証拠だ。
 この日は予定の2打席で退いたが、その後、試合中にファウルグラウンドでダッシュする姿が見られた。「悔しくて、悔しくて。スタートが良かったのに」。一回の出塁後に盗塁を失敗したことが心残りで、自主的に盗塁練習を繰り返していたのだ。
 その向上心がヒルマン監督に「チームで一番プロらしい選手」と言わせる。移籍2年目ですっかりチームの精神的支柱。稲葉が5番として期待されるのは打撃好調だけが理由ではない。(門馬羊次)
<写真:三回に先制の適時二塁打を放つ日本ハムの稲葉>


開幕1軍争い激しさ増す 登録28人の内訳は? 23日公示
 日本ハムは、投手、野手とも開幕1軍入りへの争いが激しさを増している。先発投手のローテーション、野手のポジション争いは、オープン戦最終戦の21日まで続きそうだ。
 ヒルマン監督が明言している1軍登録28人の内訳は、投手は先発、救援が各6人、捕手は3人、野手13人だ。
 先発ローテーション入りが決まっているのは、開幕投手に指名されている金村と江尻。オープン戦で結果を出しているリーとダルビッシュも、先発枠入りをほぼ手中にしていると言ってよい。残りは鎌倉と19日の中日戦で好投した八木が有力。まだ結果を出していない須永は登板を予定している21日の横浜戦が最後のアピールの場となる。
 救援陣は安定した投球を見せている武田久、マイケル中村、トーマスの1軍が濃厚。そのほかは、建山、立石、清水、横山、新人左腕の武田勝らが競っている。
 内野手の小笠原、セギノール、木元、金子、小田、外野手の新庄、稲葉と、内外野ともこなせる新外国人のマシーアスの開幕1軍は、ほぼ間違いない。残り枠を新人の川島、森本、田中幸、飯山、田中賢のほか、けがから復帰した坪井、小谷野らが争っている。
 捕手は現在1軍の高橋、中嶋、鶴岡がそのまま残りそうだ。
 ヒルマン監督は「開幕メンバーの見極めは、ぎりぎりまで時間をかけて行う」としている。開幕1軍登録選手は23日にリーグから公示される。


posted by dome123 |05:22 | 日ハム | コメント(0) | トラックバック(0)

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