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2009年04月06日

悪しき伝統を払拭するには

関東は桜満開。

北海道にいた頃は「桜はGW」だったのでなかなか慣れなかったけれど、この時期の桜にもようやく慣れました。



昨日の試合は一日経っても散々だったとしか言いようが無くて。

まだまだ未成熟なのは判っているけど、あれだけ自滅も極めると逆にこれ以上悪くなりようも無いよなって思ってしまいます。



今年のコンサは04年以来と言っていいほどの若さ溢れる集団。

04年よりはかなり個々の力は上がっただろうと考えているのですが、決定的に足りないのは厳しさ。

石崎監督も何かで「ここまで教えなきゃいかんのか?って部分もある」という旨の話をしていたと思います。

この言葉、岡田監督の時にも柳下監督の時にも聞いたんじゃなかったかな。

つまり、このぬるーい空気はコンサの悪しき伝統になっているんです。




この伝統を払拭するにはどうすれば良いのか。



熊本戦を見てひとつ思い至りました。

藤田俊哉の存在です。



昨年オフでなければこの移籍は実現しなかったでしょう。

不況のあおりで例年になかった実力者の解雇。

熊本はJ2二年目。失うものなど無いチャレンジャー。足りないのは「俺たちだってやれる!という自信」。

そこにジュビロ黄金期の中心・日本代表24試合・欧州経験まである藤田の加入。

彼は熊本で自分の経験をすべて伝えるという意気込みを持って移籍を決断したそうです。

嫌われ役になっても、物を言う。

きっと計り知れない経験の伝授があることでしょう。



もの言えるベテランの力は侮れません。

箕輪・曽田・クライトン・荒谷。彼らの仕事はぬるま湯を一掃すること。そこじゃないかな。

posted by uran |18:53 | 雑感。 | コメント(0) | トラックバック(0)