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2016年07月04日

横浜FC戦 荒野の気持ち

函館開催のホーム横浜FC戦、5-2の勝利で4連勝となりました。

「4連勝」がそれほどクローズアップされないほど、
今季の札幌は勝ち癖がついているというか、勝利が珍しくないというか、
とにかくここ数シーズンとは「違う」と感じます。

イベント的に盛り上げる試合(今回は5年ぶり函館開催、特別ユニなど)で
しっかり勝てたことも「今季は一味違う!」と思わせるところです。

さて、昨日の試合で印象に残ったことを書きます。


■見えた荒野の気持ち
ケガ明けの荒野がトップ下で先発。
荒野の「強い気持ち」を感じました。

試合前、ブラジル人ツートップをうまく生かす動きをしたい、
という趣旨のコメントをしていたようです。
高い攻撃センスを持つヘイスとジュリーニョですが、
都倉と比べると前線からの守備にはやや不安があるのは正直なところで、
それを埋めるために昨日の荒野はよく走っていました。

後半開始早々の荒野のゴールは前半の彼の頑張りへのご褒美のようであり、
そして後半を走りきる活力にもなったように思えました。

私が昨日の荒野をみて一番強く感じたのは「アピールする気持ち」です。
自分はケガで出遅れて、他の攻撃陣は軒並み結果を残しチームは好調とあれば、
試合に絡むためにはアピールしなくてはなりません。

都倉が出場停止の昨日はそのための絶好のチャンス。
荒野はこの先も自分がチームに貢献できることを証明するために、
自分の持ち味を見せつけるように走り、1G1Aの結果も出しました。

チームの勝利のために助っ人たちを活かすことを考えつつ、
根底には「今後も俺を試合に使ってくれ!」という気持ちが表れていたように思います。

出場停止明けの都倉が加わる攻撃陣の切磋琢磨は続きます。

posted by to-ji |12:40 | コメント(0) | トラックバック(0)