コンサ時々日常

都倉もこの間話していたセリフ。

中3日の松本戦は正に総力戦であり、互いに絶対勝つと
強く思いながらのぶつかり合いになる。

松本は終始必死に走り回り、こちらの体力を削ぎ落と
そうとするだろう。残念ながら体力の粘りだけはあち
らに分があるようなので、なんとか相手の思うツボに
ならないようコンサは立ち回る必要がある。

試合に出てくる者たちがベストメンバーであると割り
切り、高崎や石原や宮阪や飯田は絶対フリーにさせな
いことだ。

もう一度言うが、松本はこれでもかというくらい必死
で立ち向かってくる。
そこに立ち向かわなきゃいけないウチは、精神的に少
しでも後手に回れば絶対にやられることをしっかり認
識することだ。

最後は気持ち、相手を上回る勝つことへの強烈な意思
が必要だ。
水曜のピッチに立った時にその精神状態に上手く持っ
ていってくれることを強く望む。

北海道・宮城・福島・富山・福井・三重で使われている
方言「おだつ」。
はしゃぐ、調子に乗る、の意を持つ。

という解説はさておき、文字通りおだつ松本サポが平日
ど真ん中の水曜に一体どのくらい来るだろうか？

昨日の岡山戦にコンサポが400人くらいらしいので、北九
州をもジャックしかけた松本サポは300人も来るだろうか？
少なくとも丸2日の有給休暇を取らないと来られないだろう
から、ハードルはかなり高いはず。本来なら100人でも充分
素晴らしいと言える数字だが、松本サポの異常なほどの入
れ込みようは想像を絶するので、もしかしたら500人以上
来たなら、こう讃えたい。

「ようこそ、勝ち点を献上に」と。

荒野は復帰以来、ポジションを次々と替えながら
ちゃんと機能を果たし、またおやっと思わせる良
いプレーも時折見られ、なんか今のところひと皮
剥けた感がある。
後はシュート精度をもっとグッと上げてくるとか
なりな選手になってくるのではないか。

昨日の櫛引は、菊地加入の危機感からかかなりな
積極性を見せ、ファイトもしていて今シーズンで
一番良かった。
出来るんだから、もっとそれをアピールし前面に
出してもらいたい。
櫛引があれだけできるなら菊地はボランチ控えで
も良くなる。  それこそ進藤が戻れないくらいの
結果を出しておかないと。

2人ともオリンピックは叶わなかったが、A代表を
目指し深井と共にコンサで充分な実績を上げて欲
しい。

岡山にチーム加入以来ずーっと出続けていた岩政。守りの大黒柱中の
大黒柱だ。だからこそ彼が初めて抜けてしまった札幌戦で、こちらが
予想した以上に守備意識高く、引き気味にしてきたのだろう。
そうされることを想像出来なかったことが、札幌が引き分けを引き起
こした要因の1つだろう。

こちらの守備が堅いのは今に始まっていないが、岡山というチームが
あんなに引いて守るとは思わなかったのだと思う。
そうせざるを得ないほど、ウチはプレッシャーを掛けるFW陣であり、
岡山は1点取られたら負けだくらいに守ったのだと思う。

まるで1点を取った後の北九州みたいに引いて守られ、ウチはそれを
崩せなかった。
決定力不足と決定力に至るまでのアイデア不足、両方足りないのでは
得点は難しい。

ただ、それよりも何よりも気になったのは、体力温存のためは分かる
のだが、前半特に攻撃してもいいタイミングでもあるのに全く攻撃の
スイッチを入れないでゆっくり回して時間をかけていたこと。
これは、チーム力が劣る相手には後で一気に行けば点が取れるという
成功体験があるのだろうが、力が拮抗している相手にも同じ戦法を使
うのはいかがなものか？
自信があるのは分かるが、誰彼構わず通用する訳ではないことを昨日
で学んでおいて欲しい。

つまり、次の松本戦にはまた同じリズムで行っても同じ轍を踏むだけ
だということ。もしかして松本は相変わらず出てくるかもしれないが、
反町さんが今回の岡山の戦い方の効果を見逃すはずがないので、似た 
ような入り方をしてくる可能性大だ。
そして、最近の試合での自チームの決定力の高さが札幌や岡山よりも
上回ると見て、ウチの不得手とする引いたサッカーをしてくるかもし
れない。で、後半からガンガン来るかもしれない。なんせ凉しくやり
易いドームであるからして。