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2005年11月24日

第42節 札幌-甲府

2-4。

人間は窮地に陥った時に本当の力が試される。
波に乗った第2クール、潮が引いた第3クール、
そして本当の修羅場第4クール。
ここで殆んど勝てなかったのが今の実力なんだろうな。足りなかった。

少しずつ狂っていった歯車を何とか騙し騙し動かして進んだが、
その金属疲労が一気にきた。
このチャレンジにふさわしい最後だったのかもしれない。

気持ちってのは結果で判断するものじゃない。
僕は繰り返し書くが、この数試合は選手の気持ちはガンガン感じた。
ただ気持ちに追い付くだけの力はまだなく、空回りして
疲弊して、最後には相手に精神的に上まられた。
本当にギリギリの所で闘っていたと感じているので、僕は昨日の3分間だけで
選手を責められない。あの3点は今までの積み重ねの結果だ。
ただ全員に最後の最後まで立ち向かって欲しかったとは思うが。

試合後のサポーターの対応について色々書かれているけれど、
まあこの辺りの考えの差なんだと思う。正解は無いだろうし、正直どうでもいい。
ただ、それでも何かを伝えようと、スタンド下に走って懸命に何かを
叫んでいたやつらは真にハートの強いやつらだ。尊敬する。
自分はホイッスルが鳴った瞬間から、なにも出来ず立ち尽くしていた。

今回の結果をサポーターが全て被る必要はない。
でも紛れもなく我々はチームの一部。
この一年間、選手達に見合うくらいの成長が出来たのかは疑問。自分含み。
何が出来て何が出来なかったのかをじっくり考えなきゃいけない。
二年間頑張った、来年もこのままで、何て絶対にいかん。もっと貪欲に。

でも次の試合はすぐに始まっちゃうからね。
足りないものを探す旅は、もう始まっている。終りなど有り得ない。


posted by なかむー |07:52 | コンサドーレ | コメント(9) | トラックバック(1)