2006年01月19日

道は続くよどこまでも

私は方向音痴である。
しかし、大概の所には行くことができる。
だって我が家の車にはカーナビが付いているから。
以前乗っていた車のカーナビは頭が悪かった。
ある場所に行くのに1キロぐらい走らせてから 来た道を引き返せなんて平気で言う
代物だった。
カーナビの言うことは眉につばをつけながら聞いていた。
一昨年 車を変えてから カーナビのおりこうさん具合に驚いた。
電話番号検索に狂喜した。
旅先でレンタカーを借りたときもカーナビがあったからあそこにもここにも行けた。

ウィンザーホテルにピッツェリアができたらしいよ。
登別の温泉宿でチェックアウトの後 何をしようかと考えていたときに頭を横切った考え。
それを逃さないうちに ウィンザーホテルから電話番号を検索して住所を聞いて
お昼の予約もした。
どこにあるのか良く知らないけれど、ナビに聞けば大丈夫。


電話番号を入れてみた。該当無し。想定内。
では住所を入れてみよう。地名が見つかった。細かい番地は無いが行けばわかるでしょう。

白銀の世界を走った。
夏場よりは時間がかかるけれど、積雪で制限速度が低くなっていることもちゃんと
情報として取り入れてナビは到着時間を割り出していた。やるじゃんナビ。
旅は順調に進み 洞爺湖温泉を通り抜け、現地が近づく。
しかし、洞爺湖温泉を抜けるとあたりは寂しくなって 目指すピッツェリアがあり
そうな雰囲気もウィンザーホテルの看板でさえも無い。現地からちょっと離れて
いた時には山の上に立つ目印ウィンザーホテルが見えていた。
ただ、問題のピッツェリアはホテルからは離れているということは判っていた。
住所も違う。
しかも、ナビは道なき道を進めという。多分、夏場は道なのだろう。しかしあたり
は雪山。冬は見捨てられた道だった。
民家も無いような道だけが続く道路をうろうろする。
ピッツェリアに電話をして道を聞こうにもあたりに目印が無いのでどこにいるのか
説明もできない。

仕方が無い、ウィンザーホテルまで行って道を聞こう。
さっきまで見えていたホテルも麓にいると見えない。どっちを目指したらいいの?
うちのナビにはウィンザーホテルも載っていない。いつの地図だ?
近いところにはいるはずなのに。
周辺地図を探ると同じ名前のゴルフ場は載っていた。これだこれ。近くまで行けば
看板くらいあるでしょう。

かれこれ1時間近くうろうろしている。
この時期、この道はウィンザーホテルの為だけに除雪されているのだろうと思いな
がら雪の壁の中を20分ばかり進む。やっとホテルが見えてきた。
立派な門構えに圧倒されながら愛想の良いベルボーイにピッツェリアの場所を聞いて 
地図をもらった。
なんとウィンザーホテルから車で15分。

今来た道を再び降りる。地図を良く見てみると 車だと15分だが ホテル横の
ロープウェイにのると5分で着いたらしい。気付いたときにはもう遅し。
車でおりてきちゃったんだもん。
地図を見ながらたどり着いてみれば、看板は雪でかくれがち。
道路から少し入った所にある建物は全然見えていない。
しかも、我々はウィンザーホテルのピッツェリアとは認識しているが
店の名前は知らない。看板だけ見ても判らなかったかもしれないねぇ。

無事 たどり着いたピッツェリア。
長くなってしまったので お店のお話は次の項に。


posted by えぞももんが |20:45 | 至高のエンゲル係数 | コメント(2) | トラックバック(0)

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この記事に対するコメント一覧
Re:道は続くよどこまでも

あの~、運転していたのはあなたの相方だと言うことを書いておいていただけたら有り難かったのですが・・・

posted by アナベル| 2006-01-19 21:17

Re:道は続くよどこまでも

運転していたのは私の相方です。
以上。

posted by えぞももんが| 2006-01-19 21:25

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