2006年08月22日

結局かなわないのか

えぞももんがのドイツ日記7

驚きは 小さなカツレツくらいでは済まなかった。

W杯観戦ツアーのメンバーの宴会でアップルワインの老舗で伝統的なフランクフルトの料理をいただく事になった。
皿数としては、コーンスープ、酢キャベツの盛り合わせ、アイスヴァイン、デザートとたいした皿数ではない。

このアイスヴァイン 豚肉を塩蔵してその塩を洗い流してゆでた物。問題は大きさ。原始人が手に持っている骨付き肉を想像していただきたい。私の頭の中にはもっと具体的に「はじめ人間ギャートルズの肉」という言葉が浮かんだ。判らない人は周りの大人に聞きましょう。
1キロから1.5キロはありそうな骨付き肉。ウサギ1羽がうずくまったくらいの大きさ。これは1テーブル分なのねと皆が納得している所 どんどん皿は運ばれて 1人用だと悟る。
食べたかった物だし、美味しいのだけど、段々と 皿との戦いのようになってくる。
これを1人で食べるような人達とサッカーの試合をして勝てるはずが無いではないかという気がしてくる。

見回してみると、ドイツでは杖をついた年配の人が目に付く。年を取るとどんどん腹回りを中心に巨大になっていく人が多いということから 膝にかなり負担がかかるのかもしれないと思ってみたり。もちろん、日本にも同じように巨大な方はいるのだけど杖をつかないとか、外にはでないとか別の理由があるのかもしれない。
ドイツ人は杖をついて積極的に外に出て 人とかかわり、楽しい生活を送っているのかもしれない。事実、年配のカップルが地域の食堂で楽しそうに食事をしている様子などを沢山見た。

それにしても ドイツ人 あんなに食べるとは。
食べ盛りの10代の男子はどんだけ食べるのか ちょっと見てみたい。

posted by えぞももんが |21:31 | 旅の日記 | コメント(2) | トラックバック(0)

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この記事に対するコメント一覧
Re:結局かなわないのか

>原始人が手に持っている骨付き肉
 
想像してみた…(@_@;)
そりゃあ、そんな量を食べる人達と試合をやったって、
勝てるわけがないですよね…(~_~;)
結局…二人で完食したんですか??

posted by みかんちゃん| 2006-08-22 21:00

Re:結局かなわないのか

>みかんちゃん様
完食どころか「完敗」でした・・・
まあ、私はサーブされたときから「一皿一人前だな」と覚悟はしてましたが、アイスバインに易々とハットトリックを許しました(違

ヨーロッパを旅していていつも思うことですが、あれだけの食事をして、食後にワインとチーズやらデザートをたいらげてしまう彼らの健啖家ぶりはもはや驚異的。別腹どころかもともと腹が2つ有るに違いない。そんな大きさしてるし・・・

posted by アナベル| 2006-08-23 12:07

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