2013年07月05日
構想10年?コンサ赤黒浴衣制作日記②
日記②です。 ブログ更新しているなら縫えよって感じですが、なんとなく誰かに言っておかないと無理して作らない気がしまして。ついでに雨予報だし。せっかく休み日曜にずらしてもらっていたのにな。
生地を裁った後は地直しです。生地のゆがみを直すことです。こちらも通常の浴衣の綿反物では手でひねったり、パンパンと洗濯物干すようにしたりとおこないますが、今回はポリエステルなのでアイロンスチームで余分なところを縮めます。表裏して、最後にドライで水分を飛ばします。
そして身頃をすえます(まっすぐ直角に置く)。 上と下の丈と左の折り返しの輪になっている部分が同じでゆがんでないか確認の上、丈をはかります。 そして、裁つ前にした計算式のやり直し(置いている生地が裁ちきり寸法の正式になります)をおこないます。ここで裁ちきり寸法からヘラ付け寸法を引いたりなんだりして、いらない生地(後にし立て替えられる余分)をつまんで縫う寸法が決まります。 後ろ身頃が上になっているので後ろ身頃からヘラ付けをします。 女性は襟足に繰越がありますので、輪の山から繰越5分さしをつきだした状態で袖付け、身八つ口、1寸、後ろあげ二つとります。 ああ、そういえば身頃をすえる前に後ろ身頃に背縫いを2本通して(縫って)おきます。 また今回はストライプということで、オクミと身頃のストライプしか柄あわせしていません。きれいなストライプになるように。 通常は最初の見積もりした後、裁たずにひろげて身頃・オクミ・袖の柄あわせをして目印をつけて裁ちます。衿は身頃のヘラが終わってから。 肩巾と抱き巾(胸周り)の差が激しいとゆがみが出るので微調整を行わなければなりません。針たてて、糸張って、ここがきれいな浴衣の仕上がりの重要部分の一つといえるでしょう。多分。
後ろが終わるとめくって前身頃のヘラをおきます。巾のヘラが薄い場合はおき直します。こちらもオクミのつけるところを糸張って微調整。肩明き(首周り)とオクミ付けの差が激しいとこちらもゆがむので微調整。 初日は休みの日で十一時からスタートしてここまで7時 どこまでいったのか。どこまでできたのか? 続く
posted by storm23 |10:15 | コンサグッズ | コメント(0) | トラックバック(0)
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