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2016年04月10日

お疲れさま (*^_^*)

コピアポがとても恋しいです。
でも私は二度とあんなコピアポに戻りたいと思いません。
めたさんがあの環境から離れられて心底嬉しいのです。

めたさんは、私が言うのもなんだけど、要領がいいタイプでもないし、頭がキレるタイプでもないし、使い勝手のいい部下じゃないとも思います。
でも、挨拶して無視されたり、話しかけたら露骨に嫌な顔をされたり、ため息つかれたりするほど、ダメな人だとは思いません。
「やる気がないならさっさと帰れ!」と言われるようなことは何もありません。
絶対に。

めたさんはコピアポでとても真面目に一生懸命お仕事してました。
特に帰国前の半年は、毎朝3時に起きて何かしてました。
ほぼ毎週末、チリ人お友達や同僚さんたちと宴会してたし、幼稚園のイベントもそれなりにあったし、平日夜だっておよばれありました。
両立するのはとても大変だったはずです。

ううん。
あれは本当に本当に本当に辛い日々でした。

やつれるというかたちで目に見えてたらきっとまだマシだっただろうけど、ただただ酒量が増えただけ。
野菜多めのお腹に優しいおつまみを出すくらいしかできませんでした。

めたさんは詳しいことは何も話しません。
あの頃も今も。
たぶん誰にも。

でも、チリ人同僚たち、同僚奥様たちとの会話から、めたさんや同僚たちがいわれのない(と私や彼らが感じる)理不尽な扱いをうけてたことは容易に想像できました。
めたさんに限らず、みんな、週明けはご機嫌がどうかビクビクして、辻褄の合わない指示に振りまわされ、指示どおりじゃないと怒られて。
宴会ではよくその口調を真似してたけど、決してネタではありませんでした。
笑えませんでした。

今度の職場がどうなのかまだわかりません。
めたさんもきっと教えてはくれません。
でも、少なくとも、チリ人同僚たちが口を揃えて「リスペクトがない」という世界からは離れられました。

私たちは今もコピアポを愛しているし、あの居心地の良さはまだ柏では感じられないものです。
たくさんの友達と別れを惜しんでもきました。
こめたさんはクラスメイトの名前を忘れてません。
毎朝、今日は幼稚園に行く、お友達のお家に遊びに行くと言ってます。

それでも、私は、めたさんがやっと社会や地域そして会社の一員として、人としてごく一般的な常識に則って扱われるであろうことを期待して、嬉しくて嬉しくてたまりません。

また一緒に札幌の試合見て、祝勝会して、水曜どうでしょう見て、バカ笑いする暮らしが始まります。

めたさん、コピアポでのお仕事、本当にお疲れさまでした。

posted by r_parade |19:22 | CHILE | コメント(2) | トラックバック(0)