2013年06月15日
様式美
地球にある陸部分のうち、七割は北半球にあります。 で、残り三割のなかにたぶん南極も入るわけだから、南半球には人の住んでる部分はとってもとっても少ないことになります。 サッカーの競技人口も、協会も、もちろん国の数も、圧倒的に北半球が多いわけで。 で、そんな世界の少数派なチリは、前後期の二シーズン制で、秋春制です。たぶん。 チーム数、試合数が違うので、日本と単純な比較はできないけど、チリでは一年の半分くらいは試合がない印象です。 特に今の時期は代表戦以外は何もありません。 こないだのボリビア戦に招集された選手はほとんどがヨーロッパのリーグに所属してます。 でも、その前の親善試合ではほとんどが国内リーグの選手でした。 で、何が言いたいかと言えば。 毎年、毎年、リーグの開催時期について話題になります。 今年はさらに二シーズン制もそこに加わりました。 そして、毎年、なんらかの会議の結果、実施の方向で課題の解決について前向きに検討する、などということが発表されます。 札幌みたいな街に住んでると、秋春制なんかとんでもない!と思うでしょうが、最高気温が15度前後、最低気温が7度前後の時期のコピアポでも、夕方以降の試合なんか行く気になりません。 たぶん、W杯なら観るんだとは思うけど。 話しを戻して。 自国のリーグの更なる発展のために様々なことを検討し、微調整し、進化させていくことは、リーグのえらい人たちの仕事であり、義務だと思います。 そして、ここ数年は毎年毎年同じような結論に達しているようにみえても、その尽力が足りないとかなんだとかとは思いません。 なんていうか、日本らしいというか、政治家の答弁的というか、もしかしたらバラエティなのかもしれないけど、つまり、きっとここまででひとまとめの、様式美なんだなぁと。 そんなことを思った次第です。
posted by r_parade |03:01 | FOOTBALL | コメント(0) | トラックバック(0)