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2008年10月03日

アルシャビンの気力

欧州CLの話でも少々……


欧州CLは予選リーグの2節を終了したところですが、今週行われた試合のうち5試合
まで見ました。で、ここまで見た中で一番面白かったのがグループHのゼニトvsレア
ル・マドリード。


ゼニトを紹介しましょう。ゼニトはロシアリーグの強豪で、今年のUEFAカップを征
したチーム。ロシアリーグなんざァ普段見たこともないので、チームの名前こそ
承知していましたが試合は見たこともありませんでした。


話は少々遡りますが、今年の6月にユーロ2008が開催されました。この大会にロシア
が出場していたのですが、予選リーグスタート時は決して好調なスタートではあ
りませんでした。それが、ある選手の出場停止開けから快進撃が始まりました!


その選手とは「アルシャビン」!


正直、この選手の存在を知りませんでしたが、その働きに目を奪われたものです。
2列目の選手なんですが、左右からの飛び出しやクロス。衰えぬ運動量。卓越した
センス。案の定、その活躍が認められて、大会終了時にはかなり多くの移籍話が
持ち上がりました。ロナウジーニョの抜けるであろうバルセロナやらイングラン
ド・プレミアの中堅どころ数チーム。。。 オイラはてっきりプレミアに移籍した
ものと思っていました。結局、移籍の話は流れて今シーズンもゼニトでプレー
することになっていたのですね。


話をR・マドリー戦に戻します。前半の早い時間帯にゼニトはオウンゴールで失
点しますが、その後、前半の13分過ぎから26分までゼニトの圧倒的で美しい攻撃が
始まります。その中で、それまで名前の出てこなかった「アルシャビン」という
名前が頻繁に出てくるようになりました。


「ん? アルシャビン、移籍したんじゃないの?」


ここで、全てを理解しました。移籍話は立ち消えていたのですね!


26分に左からアルシャビンがクロス、それに飛び込んできた選手がダイレクトボ
レーできれいに得点! 同点に追いつきます。


その後、レアルが得点をし、ゼニトは最後まで攻撃の手をゆるめませんでしたが、
1-2の敗戦となりました。それでもアルシャビンの運動量は衰えなかったし、何度も
決定的なシーンを演出していました。


サッカー選手には勝ち抜くための技術や体力が必要ですが、それに加えて気力と
いったものも必要ではないでしょうか。アルシャビンの最後まで諦めない姿を見
て、久しぶりに感動を味わいました。


ゼニトの入っているH組には他にイタリアのユベントスも入っていて決して楽な組
ではありませんが、これからのゼニトの戦いぶりに注目していきたいと思っています!

posted by ボーナス |17:20 | サッカー全般 | コメント(4) | トラックバック(1)