会場の笠松競技場に着いたのは11時過ぎ。
コンビニでお昼ご飯を買い、競技場前にベンチに座って開場を待っていると
12時丁度にコンサユースの選手たちを乗せたバスが到着。
選手たちが競技場に入るのを見届けてから、私たちも中に入る。
水戸のサポーターはすでにダンマクを貼り、席にタスキを広げているところだった。
水戸も来期ユースから二人のトップ昇格者がいるとのことでサポーターが大挙して訪れている。
さぁ、コンササポは何人くらい来るかなぁ?私たちだけだったらさみしいなぁ。
いつもの「Go Ahead コンサドーレ札幌」のダンマクを貼り、お昼ご飯を食べながらアップをしにピッチに出てきた選手たちを眺めていると
「トップよりユースが大事な外道サポ仲間」のOさん到着。この日のOさんの勝負服は「俺達Tシャツ」だ。
宮岸部のポチィさん、関東サポのロビーくん、いつの間にやら私よりもユースにはまってしまっているあきっくさん、
他「参加させてください」と来てくれたコンササポ、総勢8人の応援団となった。
13:30キックオフ。
まずはスターティングメンバーの確認。
ユースの試合じゃスタメン発表なんて気の利いたものは無いので自分たちで確認するしかないのだ。
私は新チームになってから初観戦。見慣れたチームじゃないので戸惑いながら確認できた選手から用意してきたダンボールにマジックで背番号と名前を書いていく。
「21・・・キーパー誰?」
「塚本くんじゃないね」
「平加くんか、岩田くんか、U-15の子かも」
「平加くんはクラセンで見たけど・・・顔覚えてないよぉ」
「トレセン、前回は平加くんが選ばれてたはず」
もう大騒ぎ。
ホームのユースサポにメールで助けを求める。”キーパーくんがわからん。21って誰?”
”多分、平加くん。新人大会で21でした。怒鳴りまくってたら間違い無し(笑)”
うん、怒鳴りまくってる(笑)。平加くんだな。
別のサポからメールで平加くんの写真を送ってもらって確認。平加くんで間違い無し。
前半は選手の名前を確認してドタバタしているうちに終わってしまったような気が・・・
後半、一人メンバー交代。ここで私たちはとんでもない間違いをしてしまう。
伊東くんに代わって入った選手の名前を間違えてしまった・・・
平加くんの名前がわかって油断してしまったのね。誰も間違いに気が付かず、違う名前でコールしてた。
あう~ヨングンくんごめん。本当にごめん。
試合中はそんなことは夢にも思わず全開で応援。
後半開始直後、コンサの選手が相手選手と接触して負傷。背番号を確認すると・・・しおん!
自力で立ち上がれず担架でピッチの外へ。
試合後、気になって斉藤さんに尋ねたところ「少し腫れてるけど大丈夫です」とのことで安心しました。怪我だけは本当に心配。
試合はどちらかというと水戸が押し気味。防戦のコンサユースはラインが上がってしまって中盤がぽっかり空いてしまい攻撃に転じられない。
試合が動いたのは後半15分。コンサ側ゴール前での混戦をクリアしきれず水戸先制。
このままでは終われない。コンサユースは歴代スロースターターなのだ。反撃開始!
後半35分水戸ゴールエリア外右側からコンサFK。蹴るのは久松くん。
蹴ったボールは水戸のキーパー正面へ。当然キャッチと思いきや・・・ボールは彼の足の間を抜け、ゴールの中へ転がって行った。
やったぁー!同点!よっしっ、まだまだ行くぞー!!
流れは完全にコンサユースペース。
ここで注目はしおんくんに代わって入った岩月くん。
右サイドを駆け上がるスピード。相手ディフェンダーを落ち着いてかわすテクニック。すっかり一目惚れしてしまいました。
その岩月くんが作ったチャンスから門間くんがゴール!逆転までわずか3分。
その1分後には門間くんがロングパスを受けてそのままゴール!5分で3得点。
本当にスロースターターなんだから・・・
ロスタイム3分。攻撃の手をまったく緩めぬままゴールに向かって行く姿。来年への期待を抱かずにはいられません。
試合終了。水戸ホーリーホックユース1-3コンサドーレ札幌ユース・U-18
泣き崩れる水戸の選手たち。ミスから失点してしまったキーパーくんや今日で卒団するであろう3年生たち。
良いゲームだったよ。これからも頑張って。また闘おうね。心から「FC水戸コール」でエールを送った。
すると水戸のサポーターからも「札幌コール」。
これまでエール交換をすると「コンサドーレコール」がほとんどで「札幌コール」はかなり新鮮でした。水戸サポのみなさんありがとうございました。
コンサユースの選手たちも私たちの所へ挨拶に来てくれた。最後の締めは当然「ウィーアーサッポロ!コール!」
今年も1年、みんなのことを応援できて幸せだったよ。どうもありがとう。
今年はドラムヘッドを新調しました。来年はマレット(太鼓を叩くバチ)を新調する予定。
ダンマクもオフ中に修繕しなくちゃ。
みんなにとって時には鬱陶しいこともあるかもしれないけどみんなが頑張る姿が見たいから、また太鼓とダンマクを装備して応援に駆け付けるからね。
これからもどうぞよろしく。