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2008年11月22日

インフルエンザの話

昨日、「インフルエンザワクチンは打たないで」双葉社という著書がある
元国立公衆衛生院感染症室長をしていた母里啓子の話を聞いてきました。

インフルエンザの予防接種は新聞などでも推奨するお医者さんも
いて議論の分かれるところだと思います。

うちでは夫のみがインフルエンザの予防接種をしたのに
家族で1人だけ罹ったことがあり、イマイチ信じられなくて
打たないことにしていますが・・・

はて?ということで聞いてきました。

でも、いろんな考えがあり、これが絶対だと言うことをいいたいわけ
ではないので、お間違えのありませんよう・・・

話の概要は・・・
・インフルエンザワクチンは血液中にしか抗体を作れず、のどや鼻には抗体が できないのでのどや鼻の粘膜から入るウイルスの感染は防げない。
・インフルエンザワクチンは予測して作るワクチンでウイルスは変異のスピー ドが異常に早く効果のあるワクチンが作れない。
・ワクチンを打てば重症化や脳症をふせげることはない。
・インフルエンザは寝ていれば自然に治る病気です。自然に感染すれば
 ワクチンは比べ物にならないほどしっかりとした抗体ができる。

興味のある話で
以前群馬県の衛生局で同じくらいの規模の都市
前橋と高崎で5年間、接種した地域と接種しなかった地域との
インフルエンザの比較検討をしたとのこと。
結果はインフルエンザにかかった数は同じで
やってもやらなくても同じだという結論になったとのこと。
ただ、これは報告が膨大で英文の論文になっていないので
世の中に広まっていないとのことでした。

これのことを書いた本がさきほどの本です
興味ある方はどうぞ。

新聞にこの本が載って、記者が裏を取るため厚労省
に行ったら「もりさんの言っている事はまちがいはありません」
と言われたと裏話もされていました。


posted by momo21 |15:30 | コメント(3) | トラックバック(0)