スポンサーリンク

2007年09月05日

9/5 札幌0-3徳島

久しぶりにコンサドーレについての話を、大連より。

結果だけ見れば惨敗。連続得点試合記録もストップ。下位4チーム全てに勝ち星を献上したことになりました。
試合はまったく見てないのでわかりませんが、みなさんのブログを見る限り、内容的にも良くはなかった模様ですね。

懸念されていた今回の11日間のロード4試合。結果は1勝1分2敗と、勝ち点4を得るに留まりました。

確かに今のチーム状況はよくありません。
ウノゼロでの勝利=札幌の勝ち方、ともいえた前半戦の堅守はどこへやら。かなり研究されつくしており、0で抑えるのは相当難しくなってきました。

ただ・・・
昇格赤信号、とか言われている人もいますけど、冷静になりましょう。


以下書くことは誤解を招きかねませんが、恐れずに書きます。

今日の試合、0-3とスコアでは惨敗のように見えますが、本当にそうなんでしょうか?

まず西谷のPK失敗。
彼は今季5回蹴って今回が初めての失敗です。成功率にして4/5=80%。
これはプロサッカーのPK成功率の平均と言われている数字に近い数字です。要するに今日外したことは、期待値的にはなんら不思議はないということです。入っていれば状況は変わっていたかもしれませんが、間違っても、入らなかったことが負けた原因の全てではないということです。ちなみに福岡のアレックスが今季9回蹴って8回成功と高い率を誇っていますが、それでも1回失敗しています。

また2失点目と3失点目が、極短い間に起きているようですが、これはやはり2失点目で集中が切れたせいもあるのではないかと思います。
なので私的には0-2で負けるのも0-3で負けるのもあまり気にはしていないのですが、1点目と2点目はどのような形で取られたんですかね?その内容の方が気になりますが。

得点はある意味水物で、絶対に得点する方法なんてありえません。そんな方法があれば「得点力不足」「決定力不足」などという言葉はこの世に存在し得ません。今まではたまたま27試合もの間取れてきただけで、そっちの方がめずらしいわけですから。疲労もピークを迎えたロード4試合目で点が取れなかったことも、あまり不思議ではないような気がします。

要するに、戦力が拮抗している今季のJ2で、2位の京都に3-0で勝つことも、下位グループの徳島に0-3で負けることも、どちらも起こっておかしくなく、今のコンディションや3回目の対戦で手の内がある程度バレている中では、なおさら今日の結果は起こって不思議じゃない、ということです。


悲観的な見方をされている方に対し、私はある程度楽観視しています。(根がそういう性格というのもありますが)
その理由として、3位仙台が次節勝ったとして勝ち点62。それでもまだ10差あるわけです。こちらが3連敗して向こうが3連勝してもまだ勝ち点1リードしています。
今の仙台にそこまでの勢いがあるでしょうか?
私は、連勝はもとより、1勝の難しさを肌で感じているチームのひとつが仙台だと思います。
またそれ以下鳥栖までの通称「3位グループ」に同じような勢いのあるチームがあるでしょうか?どこも勢いに乗り切れていないチームばかりだと思うのです。
確かに勢いというのはたった一つの勝ちや引き分けで変わったりするので断言はできませんが、6チームの3位グループは今までの戦いから見るに、お互いに潰し合いをする可能性が高いです。もしこの6チームのどこかが札幌を抜けるとしたら、他の5チームに全勝するくらいの勢いを得たチームになるでしょうが、果たしてそんなチームが現れるかは疑問です。


と、まあ楽観的に見ているものの、札幌がそれ以上負けを重ねてしまっては元も個もありません(笑)
当然選手・スタッフは楽観せずに、充分に最近の試合の分析を重ねてもらって、対策を打ってもらうのは必要です。メンバーを変えるなり、システムを変えるなり、戦術を変えるなり、状況を変えるためにあらゆる手段は尽くしてもらいたいです。

ですが、われわれ応援する立場の人間が「赤信号」なんて言葉は口にするのは・・・どうかと思うわけです。そんなのはメディアが適当に紙面に書いておけばいい話であって。

ここまで来たら我々は信じてついていくしかないんですから。


彼らはきっとやってくれます。
2000年のあの歓喜を再び与えてくれるはずです。

さあ、Xデーはいつだ?

posted by mm719 |22:55 | コンサドーレ+蹴球全般 | コメント(4) | トラックバック(0)