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2005年11月24日

甲府戦後半40分

しばらく更新できずすいません。

昨日の試合はショックでした。
もちろん試合をご覧になっていたサポーターの皆さんも同じだと思います。

先制し、追いつかれるも突き放し、後半もあとわずか。
こちらもこのまま終了と思い準備を始めます。
そこで私にとって大きな仕事の一つが「ヒーローインタビュー」。

中継局のアナウンサーさんと人選の打ち合わせをし、段取りを確認します。
昨日も打ち合わせをして、選手に渡すタオルを準備して、花束を渡すドールズさんをスタンバイさせて、さあ後は試合終了を待つだけ!と万全の体勢で待ち構えていたのですが・・・。

甲府の長谷川選手の同点ゴールが決り、再度アナウンサーの方と話をします。
「ロスタイムに決めた選手でいきましょう!」
しかし結果はご存知の通り。

「すいません。」
「いやぁ、残念ですけど次に頑張りましょう」
と、シーズン中は似たようなシチュエーションでもそう言ってくださったアナウンサーの方もこの日は言葉を失ってしまいました。
こちらも本当に申し訳ない気持ちになります。

勝負ごとですから、こういうこともあるとは頭ではわかっていても、いざ直面するとへこみます。夜中までへこみます。

ただ、いつまでもへこんでいられません。
チームは次の試合に向け、今日もトーレーニングを行っています。
私も監督の言葉じゃありませんが、次に向けてよい準備をしていきたいと思います。


posted by koho |20:06 | 試合 | トラックバック(0)

2005年11月07日

高円宮杯決勝 その2

後半が開始され、立ち上がり早々にCKからピンチをむかえますが、相手の放ったシュートはゴールの上へ。
その5分後に待望のゴールが生まれます。
でもこのゴールには伏線がありました。
それは後半4分の長沼君のプレー。相手陣の左サイドで得たFKを最後は長沼君が低いクロスをゴール前に入れました。記者席から見ていた私には、相手GKが難なくキャッチするボールに見えていたのですが、これをキーパーがファンブルする場面があったのです。どうやら本格的に降りだした雨で、GKにとってはかなりむずかしいコンディションになっているようです。
それを頭に入れた川村君が早いクロスを中央へ。予想通り相手GKがこれを弾き、そのボールを岡君が落ち着いて決め先制します!

岡ゴールキッタ――――――――――!!!

20051107-00.jpg

ただ、残り時間を考えると守りきるだけではかなり厳しい状況。
ヴェルディの爆発的な攻撃力は準決勝の広島戦でも証明済みです。
後半11分にはヴェルディは征矢君(弟)を投入し更に攻撃的に出てきます。
征矢君は兄弟で出場していて、お兄さんはこの試合、先発していたのですが、弟はベンチスタート。速報を打つこちらとしては混乱するので、できれば出て欲しくなかったのですが・・・。
悪い予感はそれ以上に試合内容であたってしまいました。
後半17分に、その征矢君(弟)にクリアボールを押しこまれ同点・・・。
更に後半30分過ぎからは征矢兄弟とオサマ君の攻撃に更に3失点を喫してしまいました。
立て続けのゴールに、慣れない速報担当者は追いつかず得点経過を送信するので一杯一杯。
でもヴェルディの4点目を生んだクロスボールは素晴らしかった。DFの裏を回り込むようにゴール前に送られたボール。敵ながら“すげぇ”と思いました。

広がってしまった点差。それでも札幌ユースの選手達は必死にゴールを目指します。
ありきたりの言葉になってしまいますが、その姿をみると「勝たせてあげたい」と思います。しかし試合終了の笛はその直後に鳴りました。
1-4。この結果をどう受け止めるかは人それぞれかと思います。

20051107-01.jpg

「歴史を変えよう」
ロッカールームに貼ってあった言葉です。
その思いで挑んだ決勝戦でしたが、最後の勝利を収めることはできませんでした。
「日本一」という素晴らしい、そして大きな目標は後輩達に託されました。
来年もこの舞台に立つ選手達を是非見たいと思います。


posted by koho |20:36 | ユース | トラックバック(0)

2005年11月04日

高円宮杯決勝

記念すべき初回!ということで出来るだけ新鮮なものを・・・と考えていたのですが、なかなか浮かばないのでちょっと前の話を。
皆さんご存知とは思いますが、高円宮杯(U-18)で我がコンサドーレ札幌ユースは準優勝という素晴らしい成績を収めました。当初はグループリーグ突破を目標としていたのですが、そこを勝ち抜けるとあれよあれよと準決勝へ。さすがに全国大会の終盤ということで、報道対応のために急遽出張することとなりました。10月8日高円宮杯準決(国立)、10月9日天皇杯(室蘭)、10月10日高円宮杯決勝(埼玉)。すべて日帰りの強行軍!
でもこんな出張なら全然苦にならないのが不思議なところ。(スタッフや選手達の方が数倍大変な思いをしているはず)
電車を乗り継ぎ、やっとの思いで会場の埼玉スタジアム2002に到着するとすぐに開場時刻。天候もさえず、さすがにサポーターの方々も少ないだろうと思っていましたが・・・。

20051104-00.JPG

なんか多い気がする。
「私と同じ強行日程の人が何人いるのだろう?」と試合とは全く関係のないことを考えていると早くもピッチ練習終了。あわてて記者席へと上がります。
今日の決勝戦は急遽試合速報をすることになったため、記者席の一角をお借りして行うことにしていたのです。未確認ですが、ユースの試合の速報をしたのはJの中ではコンサドーレが初めてではないでしょうか?
記者席に上がるとそこにはいつもの顔ぶれが。普段はトップチームの取材をしてくださっている記者の方々です。
試合が始まると記者席では「惜しい!」「危ない!」などほとんど主観のみの言葉が飛び交い、“ちょっと冷静な応援席”化します。一番でかい声を出していたのは私でしたが・・・。ヴェルディのうまいボール回しに苦戦の札幌。しかし前半は0-0で折り返します。
「予定通り」と思ったのは私だけでなく周りの記者さんも一緒。試合はワクワクのまま後半へ。

長くなるので続きは次回に


posted by koho |11:33 | ユース | トラックバック(2)