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HN:たじ たこ焼きの移動販売「ほっと12」の店主です。 2001年からコンサドーレのサポートシップスポンサーを継続中。 このブログは旧題「たじ争論」でしたが2010年より「たじの○○な話」に改題致しました。 個人的に好きなことや興味のあること、気になったこと、その他いろいろを特にサッカーやコンサドーレにとらわれずに適当に書いてこうと思ってます。
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2005年12月19日
現在、契約更改の真っ最中である。何人かは既に更改したようだ。契約更改に関する疑問についてはこちらのブログが非常にわかりやすく参考になる。
ところで、これは非常に単純な疑問なのだが、なぜ選手の年俸は報道されるのか。別にいいとか悪いとかという主張をしたいわけではない。なんとなく疑問に思った、というだけのことだ。
一般的に、その人がいくらの収入を得ているか、ということはプライバシーの問題として扱われることだと思う。確かに高額納税者の公示制度(いわゆる長者番付。廃止になるらしい)というのはある。政治家の所有資産の公表というのもある。一定以上の収入を得ているものや、社会的に高い権限を持つものに対しては確かに透明性が求められるというのもわかる。プロスポーツ選手の中には当然、この高額納税者公示制度の対象となる選手はたくさんいる。残念ながら今のコンサドーレの選手にはいないようだが。しかし、そういう公的な意味ではなく、新聞報道されるのは(推定)である。いままでわりとそういう報道を当たり前に見ていたのだが、なんでそんなことを報道しているのか?と思わないでもない。契約をした、しないというのは当然必要な報道である。金額がいくらか、というのは必要な報道なのか。考えてみる。
年俸が報道される理由(推定)
A選手の励み
プロ野球松阪の契約更改の記事より引用
「年俸は周りから見て一番分かりやすい選手の評価。プロとしてこだわらなければいけない部分でもある。そういった意味では僕の予想を上回る、十分すぎる評価をしてもらったと思います」
B見ているものに夢、あこがれを与える
Jリーグの場合、金銭的にはあまり夢はないような気がする・・・
Cアマ選手の進路決定に重要な就職情報
現実重要かも。サッカーも野球も選手の海外流出が多くなってきて、日本のプロを経由しない例も見受けられる。進路選択の比較の幅が広がっている。
D覗き見趣味
他人の懐具合を知りたいという欲望は誰しもあるもの
Eオフのネタ不足
シーズン中の契約でも金額の報道されるから関係ないか
Fプロスポーツの公共性
プロスポーツは公共性の高い職業だから、年俸も報道されるべき・・・なのか?
G単なる慣行
結局これかも
えー、今回は結論も意見もありません。ごめんなさい。
2005年12月18日
私は生観戦する機会は年に1~2回程度である。ホームゲームの際は大抵スタジアムの外にいる。そんなわけで、応援に関しては語りにくい部分がある。特にいわゆるゴール裏の応援のあり方などは、正直当事者じゃないので分からないことが多い。ただ、応援一般論としていえば、「したい者がしたいようにする」というより他ない。応援は決して誰かに強要されてするものではない。
「応援の効果」を考えると実は悩ましい。具体的にどのような応援がどのような効果を生むのか。おそらく科学的検証は存在しないのではないか。褒められて伸びるタイプと叱られて伸びるタイプ、というのがあるように選手もいろいろである。ブーイングに「なにくそ」と発憤する選手もいれば凹んでしまう選手もいるだろう。応援コールを受けてアドレナリン全開で活躍する選手もいれば、プレッシャーに弱く大歓声に飲み込まれていいプレーができない選手もいるだろう。ホームよりアウェーの方が活躍する選手とか、勝率のいいチームとかというのも実際ある。そう考えると、どういう応援がいいのか、というのは一概に言えない。
だから、そんなことは考えても仕方がない。応援したいという感情は理性では止まらないのである。この応援したいという感情を応援エネルギーと呼ぶことにする。
応援とはスタジアムの中だけに限らない。「テレビの前で声を出しても選手には届かない」という意見を見ることがあるが、そんなことはない。テレビの前で叫んでいる人、携帯の速報を必死にチェックしている人、三角山放送のチューニングに苦しんでいる人、試合の状況が分からずに仕事が手に付かない人。そういった全ての人から応援エネルギーが放出されている。そのエネルギーが空気中に充満し、スタジアムの選手に届くのである。たとえドームであっても、その屋根を通り抜けて。一般的には応援エネルギー濃度が高い状態を「盛り上がっている」、低い状態を「しらけている」というのが妥当だろうか。
応援とは、選手の精神に作用するものである。精神に作用するものは、必ずしも目や耳で知覚できるものとは限らない。感じ取るものである。かつて、里谷多英は「父が金メダルを取らせてくれた」と言った。もちろん、すでに亡くなっている父は直接知覚できる応援をできる存在ではない。しかし、確実に精神にプラスに作用した。応援エネルギーは天国からも放出されるのだ。
結局、自分が考えるに、良い応援というのは、応援エネルギーを充満させることだと思う。どのような方法でそのエネルギーを放出するかは人それぞれ。スタジアム内に限定して言うならば、最も応援エネルギーが高まるのは、やはり「大観衆の大歓声」だと思う。
うっかり「じゃあ、お前がスタジアムに行け」と突っ込まれそうな結びになってしまった。失敗。
2005年12月17日
昨日の続き。
保有権の話に戻りますが、競業避止協定が結ばれ、統一の契約書により契約をしたプロスポーツ選手はプロ契約をした時点でその保有権がチームに属することになります。プロ野球については前記の通り、契約金という形で原始的に保有している本人の保有権の対価が本人に支払われます。しかし、Jリーグの場合は違うようです。世界のサッカーの潮流としては選手はクラブチームの下部組織で育成され、トップチームに入る、というのが標準的のようです。よって一般には「保有権譲渡による対価は育成費用と相殺される」と考えられているようです。これがサッカーにおいて契約金が本人に支払われないことを正当化する根拠ではないかと推察します。ところが、現在の日本はまだまだクラブチームのユースなどは少なく、学校の部活による育成が主流です。学校の部活とは、基本的に学校教育の一環であり、その費用は学費という形で本人が支払っている、と解釈されます。ところが、日本サッカー界ではそう解釈しないようです。規定では以下のようになっています。
日本サッカー協会規約
第90条〔アマチュア選手がアマチュア以外の選手として移籍する場合〕
アマチュア選手が、アマチュア以外の選手として移籍先チームへ移籍したい旨を申し出た場合、移籍元チームは、当該移籍について異議を申し立てることができない。 ただし、移籍元チームが営利法人、財団法人、社団法人、NPO法人または学校教育法第1条に定める学校およびそれに準じる団体で本協会が認定したものである場合に限り移籍元チームは、移籍先チームに対し本協会の「トレーニング費用請求基準」に定められた金額を上限とするトレーニング費用を請求することができる。
学校のサッカー部からプロ選手を排出した場合、その育成費用を「トレーニング費用」として請求できることになっているんです。この運用実態はわかりませんが、論理としてはかなり無理があります。これは「保有権譲渡による対価は育成費用と相殺される」という考えをユース出身プロ選手と部活出身プロ選手間において統一するために無理矢理ひねり出した論理としか思えません。そもそも、学校の部活に入った時点で「保有権」が本人の手から離れている、とすること自体に無理があります。はっきり言って不当な契約による搾取と言えるでしょう。でも、なぜ日本サッカー界は本人が原始的に持っているはずの保有権を頑なに否定し、その対価を支払おうとせずに本人を拘束するような規定を無理矢理作ったのでしょうか。Jリーグの公式ホームページには次のような一文があります。
【5】選手のスカウティング
クラブの下部組織からプロ選手を育成するのが本来の姿ですが、現状ではまだそのシステムが確立されているとはいえません。そのために、各クラブのスカウティング担当者が、地元を含め全国各地の中学・高校・大学等の大会に出場する選手の中から有望な選手をスカウトする方法をとっています。外国籍選手については、直接現地に赴く方法と選手代理人の紹介による方法等があります。
「本来の姿」というところがポイントです。いったい何が「本来の姿」なのでしょうか。「将来的な理想像」「世界的な潮流」というのなら分かるんですが、部活により選手を育成することを「本来の姿ではない」とするのは非論理的です。要はJリーグ立ち上げにあたっては「形からはいる」ということが重要視されたということでしょう。それ自体が悪いことではありませんが、現実を無視して無理な規定をごり押ししていると感じざるを得ません。ただ、無理矢理論理的整合性を取ることは可能です。現在Jリーグの規定では契約一年目はC契約となり、年俸上限は480万円ですが、例えばこれを年俸上限400万円にして、80万円を契約金とする。そうすれば1年目の総額は変わりません。これでユース出身と部活出身に関係なく契約金という概念を作れることになります。
どうも、この問題の根本は南米やアフリカなどを選手の供給源とし、欧州が買う(搾取)という構図(元の植民地の構図)、そこから生まれるサッカービジネスにあるという気がします。特殊職業故とはいえ、保有権の原始的帰属を否定するサッカー界全体の考え方には個人的には納得してません。
2005年12月16日
ようやく、契約更改の情報がちらほら入ってきました。ここでサッカーの契約に関してに関して以前から疑問に思っていたことを書いてみたいと思います。今回ちよっと長いので2回に分けます。
プロ野球では新人がプロとして契約する時に契約金が何千万だ、なんてことが話題になります。しかし、サッカーの場合、そういった話は聞きません。これはどうなっているのでしょうか。
そもそも、「契約金」とは何か、ということですが、その名称の如何にかかわらず、どういった性格のお金かということを考えなければなりません。プロ野球の場合、その選手との契約に関し、特定の球団が独占的に契約をできることになっています。その独占的に契約を出来る権利を得るための会議がドラフト会議です。この独占的に契約できる権利を「保有権」としましょう。この保有権は、ドラフト会議で指名しただけではその球団のものにはなりません。あくまで指名した当該選手とその球団との契約が成立した場合に、その球団がその選手の保有権を持つことになるわけです。そして、その保有権は選手が一定の基準を満たすまではその球団が保有し続けます。選手が一定の基準を満たすと、その選手はフリーエージェントとなり、他球団との契約が可能になります。フリーエージェントの選手は再契約金を受け取って同じ球団と契約するか、他球団と契約するかを選択できます。他球団と契約する場合は、新たに獲得する球団が、元所属していた球団に「移籍金」を支払うことになります。ここまで書くと契約金の性格がはっきりしてくるでしょう。つまり契約金とは「保有権の譲渡代金」です。また、「移籍金」も同じく「保有権の譲渡代金」です。
この保有権というのは理論上は原始的に本人に帰属しているものです。一部階級社会において職業選択の自由のない立場の人は保有権は本人に帰属していないかもしれませんが、日本においては、職業上の契約における保有権は原始的に本人に帰属しています。これは契約理論上、あらゆる職業に共通するものです。一般の職業では転職が自由にできますから、普通会社に入社しても契約金なんて存在しません。同業他社に転職することも基本的に自由です。ところが、特殊な業界においては、同業他社への転職が自由に出来ない仕組みになっています。それがプロ野球であったりプロサッカー(Jリーグ)であったりするわけです。これは、契約形態が異なるため生じていることかもしれません。雇用契約であれば本人が保有権を手放すことなく就業できます。ライバル会社への転職を制限する転職協業避止義務を定めた就業規則のある会社もありますが、法解釈上は無効と考えられていますし、判例でも反社会的、背信的行為がなければ同業他社への転職が阻害されることはありません。しかし、プロスポーツ選手の場合、個人事業としての契約、いわば業務委託契約ですから、労働基準法を当てはめることはできません。
もう一つ、業界内で互いに従業員の引き抜き行為を禁止し、同業他社への転職を妨げる競業避止協定というのもありますが、私見では独占禁止法による不法行為だと考えられます。しかし、プロ野球、Jリーグにおいてはこの競業避止協定によって選手の自由な移籍が困難となっています。これが是か非かは難しいところですが、現状そうなっているということで論を先に進めます。
(続く)
2005年12月15日
サッカーは極端にロースコアな競技である。0-0というのはよくある話。
概ね対戦競技というのは、大抵は守備、防御的技術、戦術が向上していく。攻撃的技術、戦術よりも。そして守りを固め、隙を見せた方が負ける、という構図となる。で、これはこれでたぶん専門的にはハイレベルな攻防ということになるのだろうが、大抵は見ている者にはつまらないものとなる。競技の人気向上には対戦の当事者及び専門家にしか分からない攻防よりも、見て分かる攻防が必要なのだ。そこでルールの改正が必要となるわけである。
サッカーにおいても、攻撃側に有利なルール変更が見られる。たとえばバックパスをGKは手で処理できないことになったとか、オフサイドのポジションにいてもプレーに関与していなければオフサイドにならないとか。これらは、守備的戦術向上によるロースコア化に対する調整的なルール変更と思われる。
私は、サッカーももう少し点のはいる競技にした方がいいのではないかと思っている。0-0でも手に汗握る好ゲーム、というのがあるのはわかる。ただ、得点という一番盛り上がる場面がない、というのも事実。負け犬根性丸出しの意見を言えば、例え負けても、1点でも取っていれば少しは心のよりどころとなる。録画しておいた試合のビデオも、完封負けだと試合丸ごと見たくないけど、1点でも取っていれば、得点シーンだけは見てやろうというものだ。だが、どういういうルール改正をすればスコアをあげられるかはよく分からない。例えばゴールを大きくするとか、ペナルティエリアを小さくするとか。クロスバーとポストに当たったら0.5点にするとか。だめだ、ろくなアイディアが浮かばない。そういえば、キックインはなぜお蔵入りしてしまったのだろう?
で、がらっと観点を変えて、もっと大胆なルール変更があってもいいのではないか、とも思っている。バレーボールがラリーポイントになったり、リベロができたり(いまだによく分かっていない)みたいな。ちょっと古いが、バスケットの3点シュートみたいな。メジャー競技になればなるほど、ルール変更の影響は大きいので、サッカーではあまり大きなルールの変更はしにくいかも知れない。でも、一応考えてみる。
わりと安易でよくありがちな案としては、やはりバスケットの3点シュートをサッカーで取り入れられないかということ。通常のゴールは2点。ペナルティエリア外からのゴールは3点。PK1点。単にこれだとゴール前の守備側のファールが増えるので、PKの際イエローカードが出たらPK2本。レッドカードが出たらPK3本とする。こうすると、攻撃側は3点を狙うか、2点を狙うか、という選択の幅ができる。守備側の対応も両方ケアしなければならなくなる。従来よりもペナルティエリア付近での守備側ファールが危険になる。結果としてゴールは増えるんじゃないか、と思う。が、実際はやたらに入らないミドルばっかりのつまらない試合になったりして。3点を狙ったシュートを、クロスと勘違いしてヘッドでナイスゴール!・・・テメーなにやってんだ(怒)ってなったりして。
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