コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2013年12月29日

私と彼との十年愛(ただし一方的)。

再びこちらを動かしてみる。
公式発表から時間経っちゃったし、文章にしようかどうか迷ったんだけど。

14日の朝に第一報を聞いてから10日間、落ち着かない日々。
だって報知以外まともに報じてなかったわけじゃない(多分)?
人事往来は基本的に公式発表かそれに限りなく近いソースがないと静観するスタンスなんだけど、さすがに“菊岡”の2文字には、ね。

ファンになってから来年で10周年なんですよ。
きっかけは、まあ私自身、縁あって大学サッカーの中でも法政大を応援しているのですけど、一昔前にはファンサイトも運営していたほどで。
で、そこの掲示板に、きっと気に入ると思う、って菊岡さんをお薦めする書き込みがあって、それからすぐ試合で実際に見る機会ができて、速攻気に入って。
というのも、小柄な選手って結構好きで、その中でも菊岡さんのようなテクのある選手とかホント好きで、そういうのもあってお勧めしていただいたのですけど、どストライクだったんですね。

でも大学時代はホント、試合で見ているだけで(一応、大学4年のリーグ戦閉会式後に初めて声をかけてみたりはしたのですけど)。
まあ見ているだけでも幸せでしたけどね、当時の法大サッカー部が割と強かったのもありますけど。

ある試合中、菊岡さんの写真を撮っていてピントが合った瞬間に超笑顔でボールに絡んでいる(というか戯れている)シーンで、一瞬だったのに思わず見とれてシャッター切り忘れたというのが今でも印象深く。
まあ今でも心の中のファインダーにはしっかりと焼き付いてますよ、そのシーンは・・・。

大学を出て水戸に入ることになり。
開幕から試合に出られそうという情報を聞き、偶然にも土曜に札幌戦が鹿島であり、日曜に水戸がホームで試合ということで、ああこれははしごするしかないねって。
開幕スタメンでJリーグデビューしたのを見ることができただけではなく、この日試合前に水戸サポーターさんから“好きな番号・ネームを入れることができて、試合前に注文したら試合終了後に受け取れるユニフォーム型ストラップ”の情報を頂いて菊岡さんの背番号とネームを入れて注文して作ったものに試合後受け取った後出待ちしてサインを入れてもらえたのが嬉しくて。
しかもそのユニフォームストラップの件で、その後も私のことを覚えていてくれたとかで。
それが嬉しかったのもあるけど、2年間で何度も水戸に通ってしまいましたね・・・2年目には札幌ユースから鶴野くんが入ったり、あと宏太さんが加入したこともちょっとあるかな。

プロ3年目、初の移籍で、大学時代の恩師・川勝さんが監督のヴェルディへ。
近くなったこともあり、時間が合えば水戸時代以上に気軽に練習見学に通ってましたね・・・。
雪の中で見学+出待ちで4時間くらい外にいたこともありましたね・・・。
ただやっぱり自分は菊岡さんファンである以前に札幌サポーターなんだって思ったのは、国立でやったヴェルディ戦で菊岡さんにゴール決められた上にヒーローインタビューまでやられてしまった時。
誰にゴールを決められるよりも悔しいって思った。

ヴェルディで2年やった後に移籍した栃木。
この2年は、あんまり練習を見に行く機会は作れずに。
で、試合を見に行ったら早い時間に負傷交代してしまったとか、逆にスタメン外れて途中から十数分くらいしか見られなかったとか、そんなのばっかりだったような。
で、ここまで2年スパンで移籍していたし、チームも昇格を逃しただけでなく経営面の問題が出てきて、ただ結婚したばっかりだからどうなるかなと、シーズン終了後は気にする日々・・・。

それがまさか、札幌へ移籍してくることになるだなんて!
第一報が出てから、ツイッター上、フェイスブック上、インカレの会場や関東地区後援会の忘年会の会場、Jユースの会場でまで、色んな人から、まだ公式発表が出る前なのに「おめでとう」とか、「公式発表が出るまで落ち着かないよねえ」とか気にかけていただいて。
何より、自分が思っていた以上に多くの人から、“菊岡”で私のことを連想していただいたことに驚きで。
驚きと同時に、ありがたいことだとも思ったり。

公式発表がクリスマスイブとか、待つことでいっぱいいっぱいになってて意識してなかったけど、まさかのクリスマスプレゼントになってしまいましたね・・・。

私の本性が札幌サポーターだっていうのは、菊岡さんには水戸にいた時にもうカミングアウトしてた。
でもそれを知りながらも、普通に接してくれて、ありがたさと申し訳なさと。
水戸時代、怪我で札幌戦に出られなくて謝られたこととかあった。
確かに、札幌戦で見たいというか、選手とサポーターって立場は違うとはいえ戦いたかったけど、そんな謝られてもね。
って、栃木でも、札幌戦でベンチから外れて謝られてしまった。
ベンチから外れて、イベント(募金活動)要員になってて、「募金のところに菊岡いるよ」って教えられて札幌ユニ着てるのに無意識にそこに駆けて行ってしまって。
札幌サポーターであることはカミングアウトしていたけど、ユニを着ているところは初めて見せたはず。
でもその口から出てきた言葉は「出られなくてすみません」だったんだよね・・・。
目の前にいた私は明らかに敵なのにね。

でも来年は、遂に味方として、仲間として一緒に戦っていけるんだよね。
ずっと個人的に応援していた選手が札幌に入ってくるのって、初めてのことじゃないけど久々すぎて何だか違和感。
それでも、赤黒縦縞に袖を通す姿を見るのが楽しみだし、楽しみ過ぎて想像しちゃうし、そしてどんな戦いをしていけるのかなっていう期待と不安とが入り交じり。
まあ、きっと開幕するまでは目の当たりにすることはできないから、それまでは何とか気持ち抑えなきゃ、だ・・・。

なんか、色んな思いがありすぎて、書いてて訳わかんなくなっちゃったんだけど、ここまで読んでいただいた方がいましたら、ありがとうございました。

posted by hitomi |00:00 | コメント(1) | トラックバック(0)

2013年12月19日

大学サッカーで頑張るユースOBくんたちについて語ってみよう。

放置しすぎて錆びきったブログをたまには動かしてみよう企画。
・・・じゃなくて、『コンサドーレ札幌 Advent Calendar 2013』のためのエントリをこちらを使って上げてみよう、というね。

ユースを卒団して、毎年何人かはトップチームへ昇格しています。
去年は5人、今年は6人と人数が多かったけれど、例年は大半が、進学したり社会人など他のチームへ進みます。
進学した選手たちも、これまでは大半が、社会人チームへ進んだり、またそこまでで本格的なサッカーから離れる場合が大半だったように思います。
ところが今年初めて、松本怜大がユースを卒団して大学経由で札幌に帰ってきて、来年も同じように工藤光輝、上原拓郎の二人が内定しています(それを鮭の遡上に例えて“カムバックサーモン”と表現されることも)。
工藤ミツについては一足お先に特別指定選手として今年からプレーしていましたね。

自分自身、ちょっとした縁から大学サッカーを見始めるようになって15年近く経ちましたが、ここ数年はユースっ子が大学サッカーで頑張っている様子を見聞きすること、またその中から再び赤黒縦縞に袖を通す子が誕生するようになったことがとても嬉しく感じていて、これからでも、より多くのコンサドーレサポーターの皆さんに大学サッカーにも目を向けてもらえたら、と思ったりします。
というわけで、今回、大学へ進学したユースっ子について何人か取り上げさせていただきます。

まずは、東洋大を経て今年トップチームに戻ってきた“カムバックサーモン第一号”松本怜大松本怜大・東洋大時代
私は大学時代の彼の試合を見たのは3年、4年の2年間だけなのでそれ以前については語れないのですが、今と同じく左サイドバックとして、またFKやCKのキッカーとしても活躍し、4年の時に関東大学2部初優勝・関東大学1部への初昇格への原動力の一人となりました(なお、東洋大は昇格1年で2部へ降格してしまいました・・・)。
プロ1年目は開幕スタメンを飾るも、シーズンを通しては厳しいものでしたなあ・・・。

今年も特別指定としてプレーしていた、来年阪南大より入団内定の工藤光輝工藤光輝・阪南大
関西の学生サッカーはなかなか見る機会を作れず、4年になってからようやく阪南大のミツくんを見ることができました。
3年の時は総理大臣杯(大学サッカーの夏の全国大会)優勝の原動力となり、関西学生サッカー特別賞を受賞しただけでなく、デンソーカップチャレンジサッカー(大学サッカーの地域対抗戦)ではベストイレブンと最優秀選手に。
4年の今年は、タイトルは獲得できず、またスタメンを外れる試合もいくつかあったようですが、関西学生1部得点ランキング3位、アシストランキング8位と、自らゴールを決めるだけでなくチャンスを作る側としても活躍していた様子。
特別指定選手としてのJリーグでのプレーはほろ苦い結果に終わってしまいましたが、プロになる来年は試合出場のチャンスを掴めたら、パワフルにゴールを狙う姿を見せて欲しいですね。
現在関東でインカレ(全日本大学サッカー選手権大会。大学サッカーの冬の全国大会)が開催中なので、阪南大が勝ちぬいていたら試合の告知もさせていただこうと思っていたのですが、残念ながら昨日の2回戦で敗退してしまいました・・・。

来季、北海道教育大岩見沢校より入団内定の上原拓郎。
・・・写真がなくてすみません。
自分が見た、彼の出ている岩教大の試合が1年の時のものしかなく、その写真を漁ってはみたのですが使える写真がありませんでした・・・。
というわけで、大学では1年の時から試合に出ていたのですよ。
左利きのボランチ、という印象は強いのですが実はそれ以上語れるほどは見ることができなかったので、簡単な紹介で申し訳ないですが。
(拓郎くんについての紹介は私よりもあきっくさんが詳しいですよ・・・)

続いて、彼らに続けとばかりに?大学サッカーで来年も頑張る後輩たちを。

札幌大の3年・菅原康介菅原康介・札幌大
札大はコンサドーレのトップチーム(というか、サテライト?)とよく練習試合をしているようですし、今年は大学3年ながらコンサドーレの練習にも参加していたはずですので、その際に見ているという人も少なくないと思いますが、私は先日のインカレ(14日開催の1回戦)でようやく大学での彼のプレーを見ることができました。
札大が延長の末敗退してしまった試合なのですが、2ゴール(と、公式記録を見るとアシストは付いていないですがもう1点にも絡む)という活躍。
キープ力があって、ゴールに向かう気持ちが強く感じられて、そしてボールを持つと何かやってくれそうな期待感を持たせてくれて・・・これぞストライカー、という印象。
セットプレーのキッカーもつとめているんですね。
来年も練習参加するでしょうかね?
そしてその先には・・・期待したいなあ。

法政大の2年・鈴木貴大鈴木貴大・法政大
ユースではあまりスタメンで出ていた記憶がありませんが、大学では1年のリーグ開幕から登録され、その開幕戦に途中から出場し2ゴールという鮮烈なデビューを飾り、その後もほぼレギュラークラスで活躍し、関東大学2部新人賞を受賞。
2年になった今年は出場の機会が大幅に減り、チームも1部昇格どころか東京都リーグへの降格危機という中で、結果を残せなかったことは本当に悔しく思っているのではないかと思います。
来年は今年の分もピッチの上で暴れられますように。

東海大の1年・小野能寛小野能寛・東海大
1年ながら前期リーグの早いうちに追加登録され、レギュラーに・・・なった矢先にチームに色々あり、その影響もあって、関東2部最下位で来季は神奈川県リーグに降格。
リーグ戦では一度も見る機会を作れなかったのですが新チーム始動直後に試合を見る機会が1度だけあり、そこではユース時代と変わらず右サイドバックで、スピードに乗ったオーバーラップも健在。
東海大の関東リーグ復帰への原動力となってほしい、そう願います。

その他、関東大学1部の国士舘大には1年に下田康太がいますが、リーグ戦前半戦では登録されて何試合か出場したものの夏以降は出場どころか登録も外れてしまい、結局一度も試合に出ているところを見ることなくシーズンが終わってしまいました。
来年以降は見る機会ができることを願って。

その他にも各地の大学で頑張っているユースっ子がいますし、U-15(札幌・旭川)から高校のサッカー部を経由して各地の大学へ進んでいる子も少なくはありません。
ここで名前を上げなかったそういう子たちも、できるだけ追っていけたらと思っています。

長々と、とりとめなく書き綴ってしまいましたが、最後までお読み頂きありがとうございました。


posted by hitomi |00:00 | コメント(4) | トラックバック(0)