スポンサーリンク

2012年09月09日

理想の医者

昨日は寝不足で仕事してしまいました(v_v)そして忙しかったです(T_T)相方さんが新人さんで…って、私と3ヶ月しか変わらないんですけど…。スタッフは2人しかいないのに、Drが3人関わってしまうとたいへんです〜(;_;)頭と体をフル回転して、なんとか乗り切りました。相方さんが、一日も早く回りを見て行動できるようになることを望みますm(__)m
さて、なぜ寝不足だったかと言うと…金曜日は、残業したあと遅刻して内視鏡の研修会に参加。そのまま講師の先生とスタッフとの食事会へ。翌日が仕事の時に食事会(飲み会?)に参加することはほとんど無い私ですが、この度の参加には理由がありました。こういう仕事をしていると「こんなDrと仕事がしたい」という理想のDrがいるものです。しかし、なかなか巡り会えないのも事実…。それでも私が若い時にはいましたよ、詰め所で車イスに乗ったおばあちゃまの手を握りながらお話していたり、病室の患者様トイレに座ってじっくりお話していたり…。彼らも若い医者でしたので「いつまでも、その気持ちでいてね♪」と伝えたら「10年後にも同じでいられる自信はないな…」と。確かに、その後同じようなDrにはなかなかお会いできないでいました。20年経った今、彼らはどんなDrになっているでしょうか。私の職場は医者不足の地方病院。確かにDrは忙しいし、特別に時間を設けなければゆっくりと聞きたいことを聞くこともできないだろうな…、外
来なんて特に。私だって、患者様が違う話を始めたら診察室から出てもらって自分がお話聞いてしまいますもん(申し訳ないけど)。しかし、数年前から出張で来るDrがいまして、病棟にいる時からお会いしていました。優しいんです!もちろん患者様にです!でもスタッフにも気を配ってくれるんです!2〜3ヶ月に1度しか来ないのに、必ずと言っていいほどお看取りがありました。夜だったりすると家族の方が間に合わず、お待ちしなければならない事もあるのですが、スタッフの少ない夜勤帯に1人がびっちり病室にこもると大変な事になります。そういう時「僕が患者さんと一緒にいるから、看護師さんは他のことしてていいですよ」とサラっと言ってくれるのです。「家族の方が来たら、教えますね」って。普通は逆ですから…。患者様にももちろん優しくて、どんなにご高齢の方であってもきちんと説明してくれていました。そのDrが転勤で中標津に行くことになり、羊の街への出張がなくなってしまいました。そのDrの送別会も兼ねるというわけで、かなり遅くま
でお出かけしてしまったわけです。スタッフの誰もが「K先生みたいなDrと一緒に仕事ができてよかった」と酔っ払いながら別れを惜しんでいました。私は「私の看取りは先生だと決めていますので」と(ちなみに私より13歳年下です)。最後の日となった昨日も、救急搬送された消化管出血の患者様の診察に。詳しく優しく説明していました。夕方、玄関で院長と話すK先生。最後の出張終了です。「お疲れ様でした、ありがとうございました。心が折れそうになった時は、いつでも来て下さい。みんなで褒めまくりますので!」と見送りました。固定医で来て欲しかった私達。中標津の人達がうらやましいな〜o(><)o  天皇杯、な〜んだ、首位争いの広島でさえも負けたんですか…。byキャサリン

posted by consa3ki |10:10 | コメント(3) | トラックバック(0)

関連コンテンツ

スポンサーリンク

トラックバックURL
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.consadole.net/consa3ki/tb_ping/629
この記事に対するコメント一覧
Re:理想の医者

そのようなDrには私も看取られたいなあと、読んで思いました。
どうやら移動の多い方のようですから、私には間に合わないかな。
キャサリンさんは、次男君が無事進路が決まったら、中標津へとの道もありそうな気もしますが。

いいお話有難うございます。

posted by tnfaki| 2012-09-09 10:39

Re:理想の医者

tnfakiさん、私は両親を看なければならないので…。ずーっと羊の街にいなければなりませんね~(^^:;)そのうち又、理想のDrに会えることを祈りますm(__)m

posted by キャサリン| 2012-09-09 11:38

Re:理想の医者

そうでしたか。

理想のDrいますよ、会えますヨ。

posted by tnfaki| 2012-09-09 11:45

コメントする