2009年05月31日

楽観視していられない状況

12試合負けなし

言葉だけ聞けば上昇傾向にある勢いに乗っていると感じられるけど
その実体は6勝6分けと決して状況はいいとは言えない
石崎監督も言っているが3試合3引き分けは1勝2敗と同じ事
つまり6引き分けという事は事実上は2勝4敗
トータルしても8勝4敗と同じ結果と言える
上位チームの仙台、C大阪、湘南を見てみると
爆発的な攻撃力を持って下位とは4点差、5点差で勝ち
中位にも競り勝つか悪くても引き分け
上位対決が見ものな状況

昨日の試合も見方によっては上位対決
6位札幌と4位甲府の試合
でも結果はスコアレスドロー、引き分けだけど
明らかに札幌の惨敗、甲府の勝ちである

今節で水戸が惨敗した事で辛くも得失点差で5位に上がっているが
だからといって上位との差が縮まったわけではない

1位湘南 勝ち点42(札幌との差14) 得失点+22(札幌との差18)
2位大阪 勝ち点42(札幌との差14) 得失点+20(札幌との差16)
3位仙台 勝ち点38(札幌との差10) 得失点+21(札幌との差17)
4位甲府 勝ち点35(札幌との差7 ) 得失点+9 (札幌との差5 )

直ぐ上の甲府と2.5ゲーム差、昇格圏内の仙台とは3.5ゲーム差
これから夏場にかけて調子を落とすチームが現れると思われるが
昨年の広島のようにC大阪や湘南がこのまま突き進む可能性も十分ある
同時に、札幌が調子を落とす可能性も考えれば
まだ第2クール始まったばかりだからと楽観視もしてはいられない

解決策としてはどうすればいいか
単純に言えるのでは選手1人1人のレベルアップ
結果が悪いと矛先が外国人選手に行きがちだが
キリノが最近得点できないのは不安材料ではあるが、ここまで7得点と
ある程度の結果は出している
クライトンは持ちすぎの傾向もあるがチームの中心として舵を取り
両サイドを上手く使っている
ダニルソンは開幕当初は不安もあったがここにきてチームにも日本にもなれ
家族が来日した事もあり落ち着きが見えてきた
チョウソンファンは既に札幌の守備の要となっている
ハイボールに対する対応に不安はあるが危機察知能力は抜群

某ブログにも書かれていたが獲得した外国人選手4人がチームにはまり
ここまでフル稼働しているチームはJリーグ的にも珍しい
ならば他の日本人選手はどうか
岡本、上里、西、藤田、宮澤、吉弘、西嶋、荒谷
レギュラークラスの選手は若手が多いもののそこそこのプレーで結果を出している
ただ、そこそこではダメでこれ以上の勝利、得点を求めるのなら
今以上にハードワークを行い、よりアグレッシブに得点にからんでいく必要がある
鹿島のオリベイラ監督が言っていたが、日本人はもっと自己中心的になってもいいと思う
自分がゴールを決めるんだ
1人1人のその意識がチームをより高めるはず
岡本にしても、上里にしても、藤田にしても、特に宮澤
パスを選択する前にまずゴールを意識して可能性があるなら自分でシュートを打ってほしい

そうした意識改革の1つ1つを行って、それでも足りない場合は補強しかない
鳥栖が山瀬弟やマイク・ハーフナーを獲得したように
J1で試合に出れてない選手を獲得する必要はある
現在の主力である西嶋もそうしてシーズン途中で獲得後、チームには欠かせない選手へと成長していった
特に今ほしいのがFW、キリノの次に計算できる確実な2番手のストライカー
そして中盤、クライトンの代役が可能な司令塔、ボランチも出来たらなおよし
DFはいらない、曽田と箕輪の復帰以上の補強は無い
ただSBもこなせる選手はほしいが、個人的には無理に4バックに拘るよりも
3バックで勝てるなら3バックにするべきだと思う

昇格レースに生き残るためには第2クールの中盤までに決断が必要
来年の昇格を望むのなら補強なしで今の選手を成長させるべき
でも、今年昇格を望むのなら補強は必須となる

負けてないという言い訳はもう通じなくなってきた
必要なのは勝ち点1ではなく勝利による勝ち点3のみ
第2クールは残り全勝するつもりで頑張ってほしい

posted by R-梟 |11:27 | サポーター | コメント(0) | トラックバック(0)

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