2007年09月27日

マー君の誤算

マー君こと田中将大。
9/26の札幌ドームでの試合は、今や日本のエースと言っても過言ではないダルビッシュとのエース対決。
この試合、1−0の楽天リードで9回を迎え、日ハムを完封、痺れるような投手戦を制して、大投手へと飛躍するステップとなるはずだったのだが・・・9回に2点取られてサヨナラ負け。無念。

完封ペースで進んだ試合、田中には2つの誤算があったと思う。

一つ目はダルビッシュが8回で降板、9回から武田久に代わったこと。
ダルビッシュとの投げ合い、というのがこの試合の一つのテーマで、田中にとっても目標とするダルビッシュと投げ合うことで潜在能力が引き出されていたのではないか。ところが9回、武田久に交代したことが田中の心理に何かが作用したような気がする。
結論から言ってこの試合田中はダルビッシュに投げ勝った。9回のマウンドに立った時点で既に田中はダルビッシュに投げ勝つという目的を達してしまったのだ。そこに僅かながら隙ができたのではないか。自分の潜在能力を引き出してくれていたダルビッシュがいなくなったことで、9回は8回までとは違う投球となってしまったのではないか。

もう一つの誤算は、8回までをあまりにも好投しすぎたこと。
8回まで僅か被安打2、四死球3。5人のランナーしか出していない。しかもダブルプレーが二つあり、この時点で日ハムの残塁は3。あまりにも好投しすぎたため、9回日ハムの打順が1番からという絶好の打順になってしまった。同点打を打った稲葉は現在首位打者。残念ながら現時点では田中より稲葉の方が役者が上である。
もし9回の先頭打者が稲葉だったらまた結果は違ったかもしれない。

ダルビッシュとの投げ合いという緊張感が緩んだところに、日ハムの絶好の打順に当たってしまったという二つの誤算がサヨナラ負けを生んだのではないかと思う。
もちろん、これから真のエース、球界を代表する投手となるためにはここで勝ちきらなければならないところであり、田中にとってはこれも大きな試練の一つであろう。

逆に考えると、日ハムの勝因はダルビッシュを降板させたこと、ということになろうか。皮肉なものである。

posted by たじ |10:05 | スポーツ | コメント(0) | トラックバック(0)

2007年09月27日

取りもどした好調時のフォーム

9/15の札幌ドームでの試合は別のイベントに出店したため、今回の山形戦は8/19の室蘭以来久々の試合時出店だった。厚別と言えば恒例の音観戦。今回は後半からconsa.kazuさんと二人で音観戦という、実に面白い体験もできた。勉強になりました。

音観戦した限りで判断すると、この試合、コンサの完勝。
試合内容はおそらく好調時のそれを取りもどしたような試合ではなかったか。

厚別にしてはめずらしく無風に近い状態。スタジアムの音の聞こえ方というのは風向きや風の強さに影響されるが、この日は非常にナチュラルな聞こえ方だったと思う。
前半はまったりした進行ながら若干押し気味と感じた。しかし、歌やコールは聞こえるのだが歓声が小さい。ワーとかキャーとかそういう緊張感のある、盛り上がる場面の少ない展開と思いきや、前半終了間際にドーンと先取点。後半始まったと思ったらいきなりドドドーンと追加点を取ったのにはびっくりしたが。
以後またまったりした進行。悲鳴らしき声も「高木コール」もほとんどなく、要はほとんど決定的なピンチは作らせていない様子。実は今シーズン好調だったときのコンサドーレというのはだいたいこういう展開なのである。リードしてからは歓声や悲鳴の少ないまったりとした試合進行で時計の針だけを先に進めさせる。守りきるというよりはリスクを負わない、というのが好調時のコンサドーレのフォームなのだ。

最後は藤田のだめ押し点というおまけが付いたが、この試合、単に勝つだけではなく、好調時の勝ち方のフォームを取りもどした勝利だと思う。

posted by たじ |09:58 | コンサドーレ | コメント(3) | トラックバック(0)