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アナベル:W杯スペイン大会のフランスー西ドイツ戦の中継を観てサッカーにハマる。96シーズンからコンサの虜。職場で時にガノタ呼ばわりされるのは心外である。 えぞももんが:サッカーと呑み食いに関しては、暴走するアナベルを止めるどころか一緒に乗ってしまう。そして、誰も止めない。

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完全アウェーのパブリックビューイング

2006年08月18日

えぞももんがのドイツ日記3

 ドイツに到着した日は 日本の第2戦 クロアチアとの対戦の日でした。
 すぐ近くで試合が行われるにもかかわらず チケットを手に入れられなかった我々はフランクフルトのパブリックビューイングで観戦することにしていた。


 試合の開始は15時だが、早朝には着いてしまった我々は特にすることも無く、パブリックビューイング会場を下見しに行くことにする。
 日本にいる時にフランクフルトにあるマイン川の中州のような所に 大型ビジョンが設置され、河の両岸から試合を観戦する様子がTVで流れていた。あそこで試合を観ようと思っていた。場所ははっきりしないものの いろんな人の知識を総合してここだろうと思われる場所に行ってみる。
そこはW期間中 FIFAのファンフェスをやっていて さながら移動遊園地のようになっていた。しかし午前中から人がいるはずもなく、寂しい開園前の遊園地。大型ビジョンを見ることができる場所には階段状の席が作られている様子がみえる。がしかし、その場所にはバリケードが出来ていては入れない。そばにいる人に聞いてみると、12時からOPENだという。そりゃそうだ。試合は15時開始だもの。

 しょうがないので昼ごはんを済ませてから 再度向かうことにする。なぁに、試合は15時開始だしと思って14時位を目安にいってみると とんでもなかった。出入り口は 保安上の理由で 一人ひとりボディチェックと手荷物検査を行いながら入れている為 長蛇の列。と言うよりじょうごの様に広がっているので 人の群れ群れ群れ。
大変長らく待った後 会場に入るとすでに席は1席もあまってなどいなかった。人が居ないところは席の無いところ。
せっかくここまで来たのだし、会場にはビールを売るお店もあるし、ここで見よう。いわば かぶりつき 最前列の川岸のフェンスのあたりに陣取って 立見席確保。と言う所で改めて見回してみると、辺りはクロアチアサポーターばかり。日本の青い色はほとんど見えず、赤白のチェッカーばかりが目立つ完全アウェー状態。もちろん、我々が陣取ったあたりの両側も赤白チェッカー。そりゃそうだ。日本からやってくるんだったらフランクフルトなんぞでパブリックビューイング見てないで ニュルンベルグに行けという感じだ。
もしかしてこれはちょっと怖い?日本が勝っても ひっそり騒がない方がいいかなぁ、などと心配する。しかし、開始時間も迫ってきてるし、警官も頻繁にみまわっているようだ、ここで見るか。
デポジットカップのビールも買ってきて観戦体制。
 なによりとても良いお天気で暑いし、半袖から出た腕がじりじりと言っている。しまったもっときちんと日焼け止めを塗ってくるべきだった 後の祭り。帽子はかぶっていたものの、つばの陰にならない部分もじりじりいっている。

 試合が始まってみると、大型画面の中の青のユニフォームの動きに 騒がない方が良いかなどという抑制は吹っ飛ぶ。回りも我々も大いに騒ぎつつ観る。もちろん、PKを取られた場面では頭を抱え、その後の川口の神がかりセーブには両手を高々と掲げて叫んでいた。柳沢が外した場面で案委を言ったかはここには記さない。

 終わってみれば、無得点ゲーム。終了の笛が吹かれた時にはがっくりとひざを突きそうだった。そのまま 力弱く出口に向かう。
とぼとぼと出口をでると次の試合を観る為に入れ替えを待っている人の群れが見えていた。そうか、次の試合もあるんだものね。今から入れ替えだねと思っていた。思いながら出た後 気が付いた。次はブラジル対オーストラリアだった。しまった、これも見逃せない対戦カードだった。あの会場に残っていれば 入れ替えの隙に席を見つけることは簡単だったはず。しまった。思った時には既に会場を後にしていた。
 しかし考えて見れば、我々はなにより覇気が無かった。ドイツに着いた早々だったし、炎天下で叫び騒いでいた。はっきりと疲れていた。帰ったほうが正解だ。

 95%がクロアチアサポーターではないかと思われる 圧倒的アウェーの雰囲気の中、親切にされることはあっても、意地悪など全然されなかった。どうもありがとう ありがとう。

 真っ赤に日焼けした腕には真っ白な時計のあとが残っていた。 真っ赤な部分は真っ黒に変わって、白い部分はそのまま 2ヶ月経った今も残っている。


post by えぞももんが

22:44

旅の日記 コメント(2)

プレッツェルをつまみに

2006年08月18日

えぞももんがのドイツ日記2

ドイツに行って何が嬉しかったって、W杯がまともな時間にやっていること。
開催国なのだから時差が無いのは当然なのだけど、深夜はまだしも、早朝に起きて観戦する必要がないというのはとても快適。まぁ、仕事をしていて 仕事を休まないと見ることができない時間に試合があるよりは、深夜・早朝のほうが良いといえばいいのですが。


ドイツで5泊した我々は 朝は早くからドイツ鉄道に乗って 観光へ。夕方くらいになると息切れしてきて 早めに夕食。
夕食の帰り ぶらぶら帰ってくると ちょっと小腹がすいてくる。
そこで、ホテルの近くのプレッツェル屋でプレッツェルとビールを買って 部屋へ帰る。
部屋でブレッツェルをかじりながら W杯をTV観戦する。

どうして開催国に居ながら TV観戦?なんてことは日韓大会を経験した人ならば聞かないでいてくれるでしょう。ただ、同じTV観戦でも やっぱり開催国は違う。
翌朝、ゴミや壊れた物で一杯の街を見ると、あの国のサポーターが暴れたに違いないとか、本日観光に出かけた街で いやにメキシコサポーターを見ると思ったら その日に近くで試合だったり。
ドイツが試合をやっているその日には、ドイツ中がそわそわして仕事になんてなりゃしない。
そんな風景が見える。それが開催国でW杯を感じつつ試合を観る楽しみ。

話は戻って プレッツェル。
日本ではなかなか売っていないが、塩味のベーグルとパンの中間のようなもので、ひらがなの「め」のような形をしている。パン屋の「アンデルセン」「リトルマーメイド」などのシンボルマークにも使われている形。この細い部分は香ばしく、太い部分はもっちり。つやつやとして表面には塩の結晶がついている。
これが何故かビールによく合う。食事の後にビールとパンというとぴんと来ないが、プレッツェルとビールなら結構いける。
紙袋から熱々のブレッツェルをちぎってほおばりながら 合間にビールを飲む。何故だか後を引く、止まらない味。ちょっときつい塩味がビールを誘うのだろうか。もちろん顔はTVを向いている。
狭いホテルの部屋ながら なんだか幸せな気分になってくる。

たった数日の滞在ながら「なじみ」の店が出来てくる。
夜にホテルに帰る前に、今日もあの店によって帰ろうか そういう毎日が何より楽しい。


post by えぞももんが

21:09

旅の日記 コメント(2)